今度引っ越すことになったんだけど、これを機に家具の買い替えも検討しようかな・・・。
引っ越しタイミングは絶好の家具買い替えタイミングだね。でもちょっと待って!最適な家具の買い替えタイミングは家具の種類によって違うよ。家具別に買い替えタイミングを解説するね。
あなたはどんなタイミングに家具を買い替えますか?
多くの人にとって、家具は安い買い物ではないし、大きなものだと捨てるのも大変なので気軽には買い換えられないはずです。家具の買い替えを検討するタイミングとして多いのは次のどちらかではないでしょうか。
- 引っ越しのタイミング
- 家具が古くなり傷や汚れが気になったタイミング
特に引っ越しの場合は、マイホームを購入したタイミングが人生で最も家具を買い換えたい衝動に駆られるはず。念願のマイホームを手に入れたんだから内装も自分好みにしたい、新品の家具で気分を一新したいですもんね。
家具が壊れて使用に支障がでる場合は最適なタイミングを探っている場合ではないので悩まずに買い換えてください。しかし、傷や汚れだけで使用に支障がないのであれば最適なタイミングまで粘るのも手です。
引っ越しやマイホームを手に入れた直後、傷や汚れが気になった際などにやりたくなる家具の新調ですが、ちょっと待ってください。その家具までこのタイミングで買い換える必要がありますか?冷静になって!ということをお伝えしたいと思います。
あなたがお悩みの家具の買い替えタイミング。最適なタイミングは家具の種類によって異なります。家具別に最適な買い替えタイミングをお伝えしますので、冷静になって今買い換えるべきかを判断してください。
- 家具の最適な買い替えタイミングを知りたい方
- 家具の買い替えを検討している方
家具の最適な買い替えタイミングとは
あなたはどんな時に家具を買い替えたくなりますか?また、最適な家具の買い替えタイミングとはどんな時だと思いますか?
おそらくですが、これら2つの問いに対する答えに正解はありません。答えも人の数だけ存在します。
家具を買い替えたくなるタイミングとして多くあがるのは次の通りです。
- 引っ越す時
- 家具が壊れた時
- 家具が古くて傷や汚れが目立ち始めた時
- 家具屋でオシャレな家具を見つけた時
- 友達の家に遊びに行って素敵な家具が揃っていた時
このように家具を買い換えたいと思うタイミングは結構訪れます。しかし、実際に家具を買い替えるという行動を起こす方は多くはないのではないでしょうか。
それはなぜか・・・。
答えは「最適な家具の買い替えタイミング」を理解していないからです。
家具の買い替えは思った以上に行動力が必要になります。一度購入したら何年も使い続けることになりますし、使わなくなったとしても粗大ごみとして捨てるにはお金も手間もかかりますからね。
普段考えることがないと思いますが、最適な家具の買い替えタイミングがどんな時なのかは一度しっかりと考えておくことをおすすめします。僕のおすすめは次の観点で考えてみることです。
- 今後も引っ越す可能性があるか
- 子どもが生まれる可能性はあるか
- 小学校入学前の子どもがいるかどうか
今後も引っ越す可能性があるか
まず1つ目のポイントは今後も引っ越す可能性があるかどうかです。
ご存じの通り家具は部屋の大きさ・形状・壁紙や床材の色などによって合うものが変わってきます。引っ越しのたびに家具を新調するくらい資金力があれば別ですが、多くの人は引っ越し資金だけでも負担が大きいはずですのでそんな余裕はありません。
そのため、今後も引っ越す可能性があるなら家具を買い替える最適なタイミングとはいえません。特に一番気をつけなくてはいけないのが海外赴任の可能性の有無です。
仕事の関係で海外赴任の可能性があり、海外赴任が決まった場合は単身赴任ではなく家族全員で引っ越すことになる方は注意してください。仕事の関係で海外赴任になった場合は、引っ越し費用は会社が負担してくれます。しかし、家具は一部しか持っていけないことが多いです。
特に大型の家具の場合は海外に持ち込めない場合が多いので、日本で預かってくれる人がいなければ泣く泣く処分することになってしまいます。
せっかく購入したお気に入りの家具を手放さなくてはいけなくなるのは辛いですよね。今後も引っ越す可能性(特に海外赴任)がある場合は、家具の最適な買い替えタイミングではありません。
子どもが生まれる可能性はあるか
家具の買い替えタイミングを考えるにあたり、今後家族構成が変わるかどうかは重要なポイントになってきます。例えば、ダイニングテーブルやソファは使う人数によって最適なサイズが変わってきますよね。
このように今後家族の人数が増える可能性がある場合、家族の人数に合わせて家具を見直さなければいけなくなります。家具の買い替えは家族の人数が確定してからのほうがよいでしょう。
つまり、子どもが生まれる可能性があるなら家具の最適な買い替えタイミングではありません。
小学校入学前の子どもがいるかどうか
家具の買い替えタイミングを考えるにあたっては、子どもの年齢も重要なポイントのひとつになります。この理由は次の3点です。
- 子どもを守るために家具をガードすることになる
- 家具が汚されることになる
- 家具がいたずらの対象になる
子どもを守るために家具をガードすることになる
子どもがハイハイやつかまり立ち、ヨチヨチ歩きをしている時期には子どもを危険から守るために家具をガードすることになります。家具が木材でできている(例えばテレビボード)場合、子どもが転んで角に頭をぶつける可能性があったり、上に乗ろうとして転んだりといった危険が想定されるためです。
子どもをこれらの危険から守るためには、テレビボードの前にベビーガードを設置したり、角に軟らかいゴムのような保護材を貼ることになります。
せっかくオシャレな家を目指して家具を新調してもこれでは元も子もありません。子どもの安全が第一なので仕方のないことですが、それであれば子どもが安全な時期になるまで家具の買い替えは見送るのが賢明な判断といえます。
家具が汚されることになる
子どもが赤ちゃんの頃から幼稚園/保育園くらいの時期までは家具が汚されてしまう可能性が高いです。
まず、赤ちゃんの頃だと、ヨダレや鼻水が絶え間なく流れ続けます。例えばソファなんてこの状況下で綺麗に保つことは不可能ですよね。急に嘔吐するなんてことも想定されます。
幼稚園/保育園に通う年齢になっても、お菓子や飲み物を食べこぼしたりと汚される危険はなくなりません。
汚される可能性のある家具の買い替えは見送るほうが汚されるストレスを感じなくて済むのでおすすめです。
家具がいたずらの対象になる
子どもが少し大きくなってお絵かきができたり、ハサミを使えるようになった頃には、ありとあらゆる家具がいたずらの対象になります。色んなところに天才画伯が才能を見せつけてきますし、ハサミで切れそうなところは独自のアレンジを加えてきます。
こんな危険な状態で家具を買い替えようと思えますか?もう少し待ってもいいなら、これらの危険が去ってから家の中のオシャレさを追求していくことをおすすめします。
具体的な家具の買い替えタイミング
これまでお伝えした通り、単純に引っ越しタイミングであったり、家具に傷や汚れが目立っただけでは最適な家具の買い替えタイミングとはいえません。実際、買い替えタイミングは家具によっても異なります。
というわけで、家具の種類別におすすめの買い替えタイミングをお伝えしていきます。今回説明する家具は次の通りです。
- テレビボード
- ソファ
- ダイニングテーブル
- ベッド
- 本棚
- 食器棚
テレビボードの買い替えタイミング
先ほど例であげましたが、テレビボードは小さい子どもがいる場合には危険を及ぼすアイテムの一つです。
角で頭を打つ、乗り上がろうとして失敗して転ぶ、扉に指を挟む、などなど危険がたくさんあります。
テレビボードは本気の品を購入しようとすると30万円くらいするので、せっかく購入してもベビーガードで囲ったり、テレビボードそのものにガードをつけたりしたら台無しです。
小学校に入学する頃にはテレビボードへの関心は薄れてきますので、買い換えるのであれば子どもが小学校に入学するタイミングがおすすめです。それまでは安いもので全然問題ありません。
ソファの買い替えタイミング
ソファに関しては、子どもが生まれて座る人数が変わる可能性がなくなり、かつ子どもに汚されたりいたずらされる危険がなくなった頃の購入がおすすめです。
ただし、サイズは気にしなかったり、汚されることを覚悟できるのであれば、好きなタイミングで購入しても問題ありません。その際、カバーを取り外せるタイプにしておけば、いざというとき洗えるので便利です。
また、子どもは必ずといっていいほどソファの上で飛び跳ねて遊びます。こればかりは防ぐ手段はありません。そのため、少し値段が高くても耐久性に優れるソファを購入しておいたほうがよいです。
わが家は、新築の購入に合わせて結構値段は高いのですが、質の良いソファを購入しました。実際に購入したのは、日本フクラのカストールです。かなりオシャレで耐久性も優れているソファです。購入してかなり満足しています。
カストールが気になる方はこちらにレビュー記事がありますのであわせてご覧ください。
また、ソファの選び方に迷う方に向けて、ソファの正しい選び方も記事にしたのでソファ選びに困っている方はぜひ参考にしてください。
ダイニングテーブルの購入タイミング
ダイニングテーブルは、子どもに危険を及ぼすことはほとんどありませんので、家族計画によって購入タイミングを決めていただければよいと思います。家族計画とは、具体的に今後子どもが増える可能性があるかないかです。
ダイニングテーブルはかなり長期間使えますし、実際に何十年もの間使うことになります。家族全員で食卓を囲うためのテーブルですので、家族全員が座れることが必須条件になります。
というわけで、もう家族の人数が確定しているのであれば、人数に応じたサイズのテーブルを購入すればよいです。あと何人家族が増えるかわからないって方は、確定するまでは待つことをおすすめします。
ベッドの買い替えタイミング
ベッドに関しては、今お使いのものが少し古かったり、一部にカビが生えてたりするのであれば、引っ越しや新築購入時点で買い替えることをおすすめします。カビは新居に持ち込まないほうがよいので、引っ越しする前の家で廃棄して、新居には新品のベッドを直送するようにしましょう。
ベッドは壊れるようなものではないので、質の良いものを購入しましょう。高いお金を払ってでも快適な睡眠が得られるなら安いものです。しっかりと店舗で実際の寝心地を確認してから購入しましょう。
本棚の買い替えタイミング
本棚は、棚が重さで曲がったり、壊れたりしていない限りは買い替えなくてもいいアイテムです。
本棚は家族構成や子どもの年齢には依存しないアイテムですので、一生住むことになるであろうマイホームを購入したタイミングで買い替えるのがよいです。滅多に壊れないし、廃棄するのが大変な家具のひとつですからね。
食器棚の買い替えタイミング
食器棚は断言しますが、将来的に自分の家を購入するつもりがあって、途中経過として賃貸住宅にお住まいの場合は本気の品は絶対に購入しないでください。
最近の家は収納スペースが昔の家と比べて多くなっています。昔の家は備え付けの収容スペースが少なかったので食器棚を準備する必要がありましたが、将来購入する家であれば食器棚は不要になる可能性のほうが高いです。
賃貸住宅暮らしの場合は、安物でいいので適当なサイズの棚を購入して使っておきましょう。
マイホームを購入するときにやっぱり食器棚が必要だということになったら、その時に本気の品を購入すれば問題ありません。
まとめ
家具の最適な買い替えタイミングはわかりましたか?
引っ越し時は引っ越し費用、新築購入時は家の費用がかなり高額になるので、家具の一つや二つ分の価格が上乗せされても誤差のように感じてしまうと思います。ですが、決して誤差ではないということを今一度思い出していただき、冷静になって購入タイミングを考えていただければと思います。
- 家具の新調タイミングは引っ越しや新築購入タイミングとは異なる場合がほとんど!
- テレビボードは子どもが大きくなるまで待つべき!
- ソファは汚れを許容できるなら好きなタイミング購入してよし!
- ダイニングテーブルは家族の人数が確定してから!
- ベッドは古かったりカビが生えているのであれば新築購入タイミングで買い替えを!
- 本棚はマイホーム購入時に!
- 食器棚はマイホーム購入時に必要になったら!
今後家具を買い替えることが想定されるけど新しい家具が必要な方は、できる限り安価な家具にしておくことがおすすめです。安価なのに品質もよくてオシャレな家具ならエアリゾーム・インテリアがおすすめ。詳しくはこちらの記事で解説してあるので参考にしてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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