芝生にミミズの糞塚が発生したんですけど対処方法はないですかね・・・。
ミミズの糞塚の対処方法はただ一つ。ミミズを駆除することだよ!椿粕油を使えば確実に駆除できるよ!詳しく紹介するね。
芝生のあるお家。憧れますよね。でも、いざ芝生のあるお家を手に入れて気がつくこと。それは、
「綺麗な芝生を維持するのってめちゃくちゃ大変じゃん・・・。」
大変な理由の1つが芝生にできる謎の土の盛り上がり。あれはミミズの仕業なんです。
ミミズって土を耕してくれるイメージがある方も多いですよね。それは正しいのですが芝生においては必要のない存在です。
景観が損なわれますし、ミミズの糞はアルカリ性なので芝生にはあまりよくありません。
ということで芝生を綺麗に保つためにはミミズを撃退する必要があります。
安心してください。確実に効果があり誰でも簡単にミミズを撃退できる方法が存在します。
それが「椿油粕」を使うことです。
本記事では椿油粕を使ったミミズ撃退方法を詳しくお伝えします。
- 芝生にミミズの糞塚ができて困っている方
- ミミズの駆除方法を知りたい方
- 椿油粕の効果を知りたい方
椿油粕で芝生のミミズを撃退。効果が凄すぎる
断言します。芝生のミミズを撃退する方法でこれ以上のものはありません。それが「椿油粕」です。
椿油粕は椿から収穫される実を原料とした有機質肥料です。一般的には有機栽培の肥料なんかに使われるものですが、芝生所有者には別の目的で広く使われています。
それがミミズ撃退です。
椿油粕には天然のサポニンが含まれています。サポニンは水を含ませることで界面活性の効果を発揮します。界面活性をミミズが嫌って土の中から出てくるので捕まえて完了というわけです。
簡単にいうと、 椿油粕に水をかけると泡立ちます。ミミズはこの泡が大嫌いなので、土の中から逃げるように這い出してきます。出るわ出るわ。大量に出ると知ってから使えば驚くことはありませんが、知らないと正直ドン引きするくらいのミミズが出てきます。
椿油粕の購入方法
椿油粕はホームセンターなどではほとんど販売されていません。最も確実に手に入れるにはネットショップがおすすめです。
中でも松浦商店の椿油粕は品質も最高で、大事な芝生への使用も安心です。多くの芝生ユーザーが愛用しているので実績も申し分ありません。
購入は以下からどうぞ。椿油粕だけだと送料がかかるので僕はガーデンスパイクとスミチオンを同時に購入して送料無料にしました。
椿油粕の効果
わが家の庭の芝生は30㎡ほどで、毎日のようにミミズの糞塚が発生していました。そんな状態で椿粕油を使ったところ、こんな小さいミミズもいるんだというような小さなものから、立派なサイズまでそれこそ100匹や200匹ではすまない数のミミズを捕獲できました。
これだけ捕まえればしばらくはミミズの糞塚を目撃することはなくなります。
ただし、さすがに完璧に駆除しきれるわけはないので、次の年には多少なりともミミズの糞塚が発生します。その場合は再度椿粕油を使って駆除すればOKです。
年1回実施するだけでかなりの効果が期待できますよ。
椿油粕を使用する際のコツ
椿油粕は芝生の上に巻いてホースで水をかけるだけですが、少しだけコツがあります。
それは次の通り。
- ホースの水圧を高くすること
- 目視で泡立っていることを確認すること
- エリアを絞って少しづつ対処すること
- ミミズが出てきたらすぐに捕まえること
- 全てのミミズを捕まえたと思ってから再度全体を確認すること
それぞれ詳しく説明しますね。
ホースの水圧を高くすること
一つ目のコツは「ホースの水圧を高くすること」です。
可変ノズルを使用している方は最も水圧の強い設定にしてください。僕としてはストレート設定がおすすめ。
二つ目のコツに直結しますが、椿油粕の効果を最大限発揮するにはしっかりと泡立てることが大切です。
泡立てるには強い水圧で椿油粕に水をかける必要があります。なのでホースの水圧は最も高い設定にすることがポイントになります。
目視で泡立っていることを確認すること
二つ目のコツは「目視で泡立っていることを確認すること」です。
冒頭で説明した通り、ミミズは椿油粕で発生する泡を嫌います。言い換えると泡がなければミミズはノーダメージです。
よって泡が発生しない限りはミミズを駆除することはできません。
泡の発生には、①椿油粕が適切な量芝生にまかれていること、②適切な水圧で水をかけていること、が必要です。
目視で泡立っていない場合は上記のどちらかが欠けているので、椿油粕を追加投入するか、水圧を高くしてしっかりと水をかけることを試してください。
エリアを絞って少しづつ対処すること
ある程度の広さの芝生がある場合は特に、芝生全体に椿油粕をまいてから水をかけるという方法はおすすめしません。
なぜならどの範囲の対処が終わったかが途中でわからなくなるためです。
そのため、できれば芝生の上にビニール紐を置いてエリアを分割して、分割したエリアごとに椿油粕をまく→水をかける→ミミズを駆除する。という対処を行うことがおすすめです。
ミミズが出てきたらすぐに捕まえること
椿油粕に水をかけたらすぐにミミズが土の中から出てきます。
このときまだ他の場所の椿油粕に水をまいていないからといって出てきたミミズを後回しにしてはいけません。
なぜなら一旦土の外に出てきても時間が経つとまた土の中にもぐってしまうためです。
ミミズを1匹残らず駆除したい方は見つけたミミズは即座に確保しましょう。後回しにすると気づいたときには逃げられてしまいます。
全てのミミズを捕まえたと思ってから再度全体を確認すること
芝生全体の対処が終わって、全てのミミズを捕まえたと思っても戦いは終わりではありません。
かなりの時差で土の中から出てくるミミズがいるので、時間を空けて何度かは芝生全体を再度確認するようにしましょう。
全てのミミズを確保したと思った後でも、取りこぼしたミミズが数十匹は確保できるはずです。
まとめ
大切な芝生のミミズにお困りの方。騙されたと思って椿油粕を使ってみてください。
使い方は芝生の上に椿油粕をまいてホースでしっかり水をかけるだけ。即効でミミズが土から出てくるので割りばしで捕まえるだけです。
一年に1回実施しておくだけですっきりとした気持ちで芝生を育てることができますよ。
また、芝生を綺麗に保つには芝刈りも当然重要です。おすすめの芝刈り機について知りたい方はあわせて以下もご覧ください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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