無料テーマで大量に記事を書いたけどいまさら有料テーマに移行するのは大変かな・・・。
想像以上に大変だよ。でもやる価値はあり。僕が300記事超えからテーマ移行したときの作業時間と注意点を紹介するね!
WordPressでブログを立ち上げたときに最初に悩むことといえば「無料テーマと有料テーマのどちらにすればよいか」ということです。
続けられるかわからないから無料テーマにしよう。オシャレなブログにしたいから思い切って有料テーマにしよう。どっちがいいかなかなか決められなくて最初の記事を書き始められないなんてこともブログあるあるです。
当ブログ「スケットランド」は無料テーマのCocoonを使って3年がかりで300記事以上を公開してきました。つまり1年間で約100記事を公開してきたことになります。自分で言うのもなんですが兼業ブロガーとしてはそこそこ頑張ってきたほうかなと。
ブログを開設した日から3年間一度もテーマを変更することなくCocoon一筋でしたが、いまさらながらCocoonからSWELLに変更する一大決心をしました。
お気づきの方も多いと思いますが、300記事超えの状態からテーマ移行なんて正気ではありません。リライトに何日、何か月必要になるのか想像もできませんね。
まぁ正気ではないですが実際に300記事超えからテーマ移行し、全記事リライトを完了した経験を踏まえて、なぜいまさらテーマ移行を決意したのかということ、300記事超えからのテーマ移行の作業時間をお伝えしていきます。
これからSWELLなどの有料テーマへの移行を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
- 無料テーマから有料テーマに移行するか迷っている方
- 記事数が増えた段階でテーマ移行を検討してる方
- CocoonからSWELLに移行に興味のある方
ブログ歴3年。記事数300超え。CocoonからSWELLに移行する決意を固めた理由
本題に入る前に少し昔話をさせてください。僕がブログを始めたのは2018年12月です。初期投資が少なくて時間に制約を受けない副業としてブログに興味を持ったのがきっかけで始めました。
「初期投資が少ない」という点がブログを始めた要因でしたので、1万円を超えるような有料テーマを購入するなんて1mmも考えることなく無料テーマのなかからどれにするかを検討しました。
無料テーマの中でどれがよいかを調べてたどり着いた先はみんな大好きCocoonです。無料とは思えない使い勝手のよさが決め手でした。
そこから3年。CSSやHTMLの勉強もしつつ、ある程度自分好みのデザインになるようにカスタマイズして使っていました。しかし、どうしても記事の装飾に時間がかかること。自分のブログを客観的にみて「ダサい」と感じることにモヤモヤし続ける日々。
ブログを3年続けてきて思ったのですが、このペースであれば一生続けられるなということです。そして一生のうちで3年なんてほぼゼロのようなもの。今後のことを考えると記事の作成効率の向上や自分でテンションのあがるデザインの実現は避けて通れないと考えました。
それと同時に、記事のリライトの大切さを知った上で、これまで公開した多くの記事のリライトをサボっていたことにもテコ入れしたいという思いも芽生えていました。
というわけで、僕がCocoonからSWELLへの移行を決意した理由は次の通りです。
- 記事の執筆時間を減らしたい。(効率的に装飾をしたい)
- 自分で見てテンションのあがるデザインにカスタマイズしたい。
- 過去記事を強制的にリライトしなくてはいけない状態にしたい。
それぞれ詳しく説明します。
記事の執筆時間を減らしたい。(効率的に装飾をしたい)
ブログ運営で避けて通れないことは記事を執筆することです。
文字を書くだけならワードやテキストエディタで作成してコピペして完了ということも可能です。しかし、文字をそのまま投稿しても読みにくいのでどうしても装飾作業が発生します。
この装飾ですが僕がCocoon時代には全てHTMLで手作業で行っていました。
そうです。全記事カスタムHTML使用です。今考えると「なんで?」と思うのですがブログ開始当初からカスタムHTMLでしか記事書いたことなかったのです。
毎回装飾のたびに<Span class=”bold”>~</span>なんてのをひたすら入力していたわけです。よく3年間我慢できたと思いますがいよいよ限界を迎えました。
今後もブログを続ける上で、もっと記事執筆時間を減らす方法はないかなと思い立ったというわけです。
そんなときにSWELLのメリットとして大半の装飾をブロックエディタ上でワンクリックでできてしまうことがあげられます。それは移行したくもなりますよね。
自分で見てテンションのあがるデザインにカスタマイズしたい
無料テーマのブログでもオシャレなサイトは星の数ほどあります。有料テーマだから必ずしもオシャレというわけでもありません。
しかし、有料テーマのほうが手間なくオシャレなサイトに近づけるということも事実。
ブログで最も重要なのは記事の中身です。それは疑う余地もありません。しかし、それは読者目線の話し。
ブログをやるのは自分自身。自分のテンション・モチベーションをあげることがブログを楽しく続けるためには必要不可欠です。僕の場合はそれがデザイン(見た目)だったということです。
Cocoon時代にもトップ画面をカスタマイズしてテンションをあげてきましたが、ふと見るとなんかダサいと思ってしまうんですよね。センスの問題が大きいのでテーマを変えたからといって改善するかはわかりません。
しかし、このままCocoonを使っていてもテンションのあがるデザインにはできないと感じたのでオシャレテーマの代表格であるSWELLに移行することを決めました。
過去記事を強制的にリライトしなくてはいけない状態にしたい
ブログは一度記事を公開して終わりというわけにはいきません。情報の鮮度を保つため、検索順位を維持するためには記事の見直し(リライト)が欠かせません。
必要なことだと認識しているけど実際にリライトは後回しになってしまいがち。僕もリライトは後手後手に回り気づけば全くリライトしないありさまになっていました。
このままではまずいことはわかってるけど中々腰が重い。こうなると強制手段に出るしかありません。その方法がテーマの移行というわけです。
どういうことかというと、ブログテーマを移行するとどうしてもデザインが崩れます。僕の場合記事毎にHTMLやCSSを駆使して装飾していたのでCSSごと移植すれば崩れは最小限にできたかもしれませんが、それだとテーマ移行の意味がありません。
HTMとCSSを完全に切り捨てることであえて記事のデザインを崩し、強制的にリライトする環境を整備することにしました。
300記事越えからのテーマ移行の作業時間
では、実際に300記事超えからのテーマ移行での作業時間に触れていきましょう。作業時間の定義としては、有料テーマを購入して最低限の設定および記事やトップページのデザイン崩れの修正完了までの時間としました。デザインの追い込みについては除外していますのでご了承ください。
結論ですが、毎日平均4時間作業して丸々1ヶ月かかりました。実施したことは次の通り。
- テーマ変更に伴う各種設定
- 300記事のうち253件リライト。残りは削除
- 253記事のアイキャッチ変更
- トップページのデザインを軽く設定
当たり前ですが最も時間がかかったことは253件のリライトです。元の記事の質によって作業時間は異なりますがどうしても1記事30分程度は必要でした。100記事目をリライトしている当たりが一番つらかったですね。やってもやっても終わりが見えないとはこのことを言うのだと実感しました。
テーマ移行はお早めに。ブログ開始時点から有料テーマがおすすめ
無料テーマで3年間もブログを続けてきた僕が言うのもなんですが、今回有料テーマに変更してみて「やっぱり優良テーマっていいな」と感じています。
移行に伴う労力を考えると、やはりブログを始めた時から有料テーマを選択しておくのが手戻りがないのでおすすめ。
僕が実感するブログ開始時点から有料テーマをおすすめする理由は次の通り。
- 途中でテーマを移行する作業時間をゼロにできる
- 楽しんで継続できる
- 記事の執筆に集中できる
それぞれ説明します。
途中でテーマを移行する作業時間をゼロにできる
これは説明するまでもありませんね。最初から有料テーマで開始したら途中でテーマ移行するという作業は不要です。
先ほどお伝えした通り僕の場合はテーマ移行に1ヶ月もの時間を費やしました。これだけの時間があれば新しい記事をいくつ公開できたことか。
まぁ僕の場合は全記事リライトすることもテーマ移行の目的の1つだったので全てが無駄というわけではありません。しかし、最初から有料テーマで初めておけば完全にゼロにできるのでそのほうがいいですよ。
楽しんで継続できる
有料テーマのほうが楽しんで継続することができます。その理由は次の2点。
- 記事の執筆に集中できる
- デザインを簡単にカスタマイズできる
僕がSWELLに移行した理由と重なりますが、有料テーマのほうが記事の執筆に集中することができます。有料テーマにもよりますが、多くのテーマではワンクリックでオシャレで有効な装飾ができるためです。
仕事の報告書であれば文字をひたすら並べて完成ということもできますが、ブログだとそうはいきません。読者ファーストで記事を作成するとどうしても読みやすい見た目にする必要があるためです。
記事の装飾は慣れても意外と時間がかかります。さっさと新しい記事を公開したいのに装飾に時間がかかって持ち越しになる。ブログあるあるですね。
僕の場合は有料テーマにすることで記事完成までの速度が圧倒的にあがりました。文字を打つ時間は変わらないので違いは記事の装飾に要する時間です。
また、デザインを簡単にカスタマイズできる点も重要です。
ブログを始めると「デザイン沼」という言葉に出会います。デザインのカスタマイズを始めるとそれに集中してしまい終わりが見えなくなってしまうという意味です。
デザイン沼自体は悪いことではないのですが、その間記事の作成が止まってしまいます。ブログは記事が全てですので、記事を投稿しないことにはアクセス数は伸びませんし、収益も発生しません。
有料テーマのほうが簡単にデザインを修正でき、しかもオシャレにできます。つまり、沼にハマる前にある程度のカスタマイズを完了できるというわけです。
記事の執筆に集中できる
ブログで最も重要なことは記事なのですが、実際にはそれ以外にも色々とやることがあります。例えば、SEO対策、ページ表示速度の改善など。
無料テーマの場合は、テーマにもよりますがこのような対策も自分で一から実施する必要があります。
その点有料テーマだとテーマ側である程度の対策を実装してくれているので記事の執筆だけに集中することができます。僕が移行したSWELLにおいてもSEO対策や高速化対策は万全です。
まとめ
大量の記事がある状態で無料テーマから有料テーマに移行することを決意した理由と移行に要した作業時間をお伝えしました。
記事が増えた段階でのテーマ移行にはそれ相応の作業時間が必要になります。僕の場合は300記事で丸々1ヶ月(毎日4時間の作業)かかりました。
しかし、長期的な視点でみるとテーマ移行という決断は間違っていなかったと確信しています。なんといっても記事執筆に集中できるようになったことが大きいです。
ですが、テーマ移行は早いことに越したことがありません。少しでもテーマ移行を迷われている方はいますぐ移行することがおすすめです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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