サウンドバーが欲しいけど、選び方がわからなくて・・・。
サウンドバーは絶対に音質で選んで!極端な話、音質以外は気にする必要ないよ。
テレビの音質を向上させるためのアイテムといえば「サウンドバー」ですね。
とはいえ、サウンドバーはあまりなじみのない機器のはず。興味はあってもどうやって選べばいいか悩まれますよね。
サウンドバーの選び方のポイントを最初にお伝えすると、重視すべき点は「音質」のみです。
サウンドバーを購入するならとにかく音質のいい製品にしてください。
本記事では、なぜサウンドバーを購入するなら音質を重視すべきなのか、それ以外の要素は重視しなくても大丈夫なのか、音質重視ならどのサウンドバーがおすすめなのか、ということを詳しくお伝えします。
- サウンドバーの選び方を知りたい方
- おすすめのサウンドバーを知りたい方
サウンドバーは音質で選べ!各社の最上位機種の比較からおすすめまで徹底紹介
サウンドバーについてよく知らないという方に向けて、サウンドバーとはどのようなものなのかを簡単に説明しておきます。知ってるよって方は読み飛ばしてください。
サウンドバーとは
サウンドバーとは、「テレビの音質をよくするためのスピーカー」であり、「テレビの前に置く横長タイプのスピーカー」のことを指します。
基本的にはこれ1台でテレビ用スピーカーとしての役割を満たします。機種によっては、さらに低音の音圧を向上させるためにサブウーファーと組み合わせられるものもあります。
ちなみにテレビ用のスピーカーとして最初に思い浮かぶのはホームシアターシステムだと思います。
ホームシアターシステムとは、スピーカーをテレビの横に2つ、背中側に2つ、頭の上に1つなど、複数のスピーカーを組み合わせてサラウンド環境を構築するシステムのことを指します。
サウンドバーも別体スピーカーとセットで動作させることもできますが、基本的には1台完結と言う点がホームシアターシステムとは大きく異なります。
サウンドバー選びのポイント
サウンドバーはどのようなポイントで選べばよいのでしょうか。選ぶ観点としては以下があげられます。
- 価格
- サイズ
- 音質
- 使い勝手
- 拡張性
- デザイン
- 通信/接続方式
- 付帯機能
意外と選ぶ観点が多いと感じられたのではないでしょうか。確かに観点は多いです。
しかし、実際には「音質」だけで選べば問題ありません!
「音質」だけで選んで問題ない理由
本当に音質だけで選んで問題ないのか不安ですよね。音質だけで選んで問題ない理由は次の2点です。
- どのメーカーも例外なく、最も音質のよいサウンドバーは最上位機種であること
- 最上位機種であれば、各社のラインナップの中で最も使い勝手がよく、拡張性も高く、通信/接続方式も一般的で、付帯機能も多いこと
あたり前ですけど、サウンドバーはテレビの音質を向上させることが目的の製品です。決して使い勝手や付帯機能を追求するような製品ではありません。
実はこれはすごく大切なことです。
簡単な例で説明すると、いまでは誰もが持っているスマートフォン。スマートフォンの目的って考えたことありますか?
実は、人によってスマートフォンに求める目的は異ります。電話をすること、SNSを見ること、写真を撮ること・・・このように目的は様々です。
そのため、スマートフォンに関しては、最上位機種だからといって、どんな人にとっても最も期待する性能を有する製品というわけにはいきません。
しかし、サウンドバーに関しては、どんな人でも目的は同じで、テレビの音質を向上させることです。そのため、各社の最上位機種で重視してくるポイントは必ず「音質」になります。
そして、最上位機種である以上は、各社が保有するラインアップの中で使い勝手、拡張性、通信/接続方式、付帯機能は最も優れたスペックになるのです。
よって、サウンドバーを購入する際に考慮すべき観点の中で「音質」を重視することで他の多くの観点でも最もよい状態になっているというわけです。
もちろん、最上位機種なので価格はもっとも高くなります。こればかりはどうしようもありません。
しかし、テレビの内蔵スピーカーでも問題なくテレビは見れるのにサウンドバーを購入してでも音質を向上させたいとの思いがあるのであれば、なんとかお金をためて、最も音質の良い製品を購入しましょう。少しでも妥協すると絶対に後悔しますよ。
ちなみに、サイズとデザインについては全く別問題になります。いくら音質がよくてもテレビの前に置けないサイズであったり、どうしても部屋のインテリアにあわないデザインである場合は、サイズとデザインが問題ない中で最も音質のよい製品を選ぶ必要があります。
サウンドバーを販売しているメーカー
サウンドバーの選び方がわかったところで、どんなメーカーから販売されているのかをみていきましょう。
2022年4月時点でサウンドバーを取り扱っていて、かつ音質も水準以上のメーカーは次の通りです。
- Bose
- SONY
- YAMAHA
- Panasonic
- JBL
それでは各社のラインアップをみていきましょう。
Bose
いわずとしれたスピーカーメーカーのBoseです。
Boseの音の特徴はなんといっても迫力のある低音域です。サウンドバーでも低音域の迫力は他社の追従を許しません。
Boseのサウンドバーのラインアップを最上位機種から並べると次の通りです。
- Bose Smart Soundbar 900
- Soundbar 700
- Soundbar 500
- Smart Soundbar 300
- Bose TV Speaker
というわけで、Boseからサウンドバーを選ぶのであれば最上位機種のBose Smart Soundbar 900で決まりです。
Bose Smart Soundbar 900の魅力についてはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
ちなみにBose Smart Soundbar 900が発売されるまでは最上位機種であったSoundbar 700の良さについてもこちらの記事でも詳しく解説しています。興味のある方はあわせてご覧ください。
SONY
Boseに負けずとも劣らないスピーカーも有名なメーカーSONYです。
SONYのスピーカーは癖がないのでどんな人でも受け入れられる点がポイントです。スピーカーとしてのレベルはかなり高いメーカーです。
SONYのサウンドバーのラインアップを最上位機種から並べると次の通りです。
- HT-A7000
- HT-G700
- HT-X8500
- HT-S350
- HT-S200F
SONYのサウンドバーを選ぶなら最上位機種のHT-A7000ですね。
YAMAHA
楽器メーカーとしての印象の強いYAMAHAです。
実はサウンドバーも販売しています。
YAMAHAのサウンドバーのラインアップを最上位機種から並べると次の通りです。
- YSP-2700
- YAS-209
- SR-B20A
- SR-C20A
YAMAHAのサウンドバーを選ぶなら最上位機種のYSP-2700ですね。
Panasonic
最近テレビの内蔵スピーカーにも拘りをみせているPanasonicです。
サウンドバーにも力をいれてきていますね。
Panasonicのサウンドバーのラインアップを最上位機種から並べると次の通りです。
- SC-HTB900
- SC-HTB01
- SC-HTB488-K
- SC-HTB250-K
- SC-HTB200-K
Panasonicのサウンドバーを選ぶなら最上位機種のSC-HTB900ですね。
JBL
いままで紹介したメーカーと比較すると馴染みのないメーカーかもしれません。アメリカの大手音響メーカーのJBLです。
JBLのサウンドバーのラインアップを最上位機種から並べると次の通りです。
- Bar 5.0 MultiBeam
- JBL Cinema SB190
JBLのサウンドバーを選ぶなら最上位機種のBar5.0 MultiBeamですね。
各社サウンドバーの比較
それでは各社の最上位機種サウンドバーが出そろったところで比較していきましょう。各社の最上位機種の比較表を以下にまとめました。
僕の一押しはBoseのSoundbar700です。価格に対して音質・音圧がずば抜けてよいです!
項目 | Bose Soundbar 700 | SONY HT-A7000 | YAHAMA YSP-2700 | Panasonic SC-HTB900 | JBL Bar5.0 MultiBeam |
---|---|---|---|---|---|
価格帯 | 約10万円 | 約15万円 | 約8万5千円 | 約8万5千円 | 約4万4千円 |
サイズ | 978×57.2×108[mm] | 1300×80×142[mm] | 944×70×154[mm] | 1050×78×129[mm] | 709×58×101[mm] |
スピーカーの数 | 5個 | 11個 | 16個 | 8個 | 9個 |
チャンネル数 | 2.0ch | 7.1.2ch | 7.1ch | 3.1ch | 2~7.1ch |
色 | 黒、白 | 黒 | 黒 | 黒 | 黒 |
発売年度 | 2018年 | 2021年 | 2016年 | 2019年 | 2021年 |
特徴 | 低音の音質が良い 音圧もすごい Alexa搭載 | 高音域の音質が良い | 壁からの反射を利用したリアルサラウンドシステム | 素の音を綺麗に表現できる。 音圧はそこそこ。 | 壁からの反射を利用したリアルサラウンド |
こんな人におすすめ | Boseの音が好きな方 低音の音質、音圧を重視する方 白色のサウンドバーが欲しい方 | 高音の音質を重視する方 テレビ周りの家電をSONYで統一している方 | 壁に囲まれた部屋にテレビを置いている方 | 最新技術の搭載されたサウンドバーが欲しい方 | 低価格帯で高性能のサウンドバーが欲しい方 |
こんな人は避けるべき | 特になし | 予算が厳しい方 | 音が反射する壁が少ない場所にテレビを置いている方 | 音圧を重視する方 | 音圧を重視する方(サブウーファーの接続はできません) |
まとめ
サウンドバーを選ぶときのポイントとして、「なによりも音質を重視すること」、「各社の最上位機種の中から選ぶこと」をご紹介しました。
今回ご紹介したメーカー以外からもサウンドバーは販売されています。しかし、最高の音質を手に入れたいのであれば今回紹介したメーカーから選べば問題ありません。
各社の最上位機種であれば音質は問題ありません。価格やデザインなどの特徴も踏まえてあなたにピッタリな機種に出会えるといいですね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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