ブログを始めたんだけど、記事の書き方がよくわからなくて。基本手順みたいなものってないのかな・・・。
ブログの記事作成に正解はないけど、基本手順はあるよ。詳しく解説していくね!
ブログをはじめて絶対にやることは「記事を書くこと」です。
記事がないとブログとは呼べません。記事がないとアクセスは発生しませんし、収益も発生しません。
では、記事はどのように書けばいいのでしょうか。
記事なんて書いたことし、記事の書き方なんて学校で習わないからわからないよ。という方も多いはず。
こんなことを言うと元も子もありませんが、記事の書き方に正解はありません。色々と書いてみて自分流の書き方を見つければいいんです。
そうはいっても基本の手順はあります。まずは自分流の書き方を見つけるためにもブログ初心者の方は基本手順を身につけて記事を書くということに慣れていくのがおすすめです。
というわけでブログ記事の書き方の基本手順について詳しく解説していきます。記事の書き方で困っている方はぜひ参考にしてみてください。
- ブログ記事の書き方がわからなくて困っている方
- ブログ記事の書き方の基本手順を知りたい方
ブログ記事の作成手順。初心者におすすめの基本手順を詳しく解説
文章を書く機会は色々とあります。メール、報告書、論文、日記・・・。どれもある程度の定型パターンが存在します。
それと同じくブログの記事にもある程度の定型パターンは存在します。
しかし、ブログは結構特殊な読み物なので本文は定型パターンに沿って書けばよいのですが、記事を書き始める前段階がより重要になってきます。そして、準備を含めた基本手順を理解しておくことがポイントです。
ブログ記事作成の基本手順は次の通りです。
- 記事で狙う検索キーワードを決める
- 想定読者(ペルソナ)を決める
- 想定読者の悩み(検索意図)を考え抜く
- 想定読者の悩みへの回答を準備する
- 記事のタイトルを決める
- 導入文を書く
- 本文を書く
- リライトする
それぞれのステップごとに詳しく説明します。
記事で狙う検索キーワードを決める
ブログで記事を書く際に最初にやることは「記事で狙う検索キーワードを決める」ことです。
ブログの特性を考えてみるとわかりますが、ブログの記事が読まれるまでの流れは次の通り。
- 何か調べたいことが発生
- 調べたいことをキーワードに分解
- キーワードをGoogleやYahooで検索
- 表示結果のタイトルを見て、調べたいことを教えてくれそうな記事を開いて読む。
つまり、ブログの記事では次のポイントが大切になります。
- 読者が調べたいことへの回答が記載されていること
- 読者が検索する際に使う単語(キーワード)が網羅されていること
読者が求めていることは調べたいことへの回答を得ることです。そして、検索する際に使った単語で検索結果にその記事が表示されることです。
そのためには、記事で狙う検索キーワードを決める必要があります。やみくもに記事を書いてから検索キーワードを後付けで考えるという方もいますが、それはやめたほうがいいです。
理由は簡単で、記事を書いてからどんな風に検索されるかを考えるよりも、どんな風に検索されるかを考えて、それにあった記事を書くほうが記事の質が高まるためです。
そのため、ブログで記事を作成する際に最初にやることは「記事で狙う検索キーワードを決める」ことなのです。ブログで記事を書くことに慣れてきて、自分流の書き方を見つけたとしても、最初にやることは「記事で狙う検索キーワードを決める」ことに変わりはありません。
中には初心者のうちは検索キーワードは意識しなくてよいという方もいます。検索キーワードを意識して記事の作成が後回しになるよりも、初心者はとにかく記事を書くことに慣れることが大切という考え方です。
もちろんそのような考え方もあります。しかし、ブログを続けていく以上、検索キーワードを決めてから記事を書くという流れは避けては通れません。僕としては、初心者のうちからこの流れを身につけるほうが後々のことも踏まえてメリットは大きいと考えています。
想定読者(ペルソナ)を決める
記事で狙う検索キーワードを決めたら、次にすることは検索キーワードで実際に検索する読者を設定することです。マーケティング用語でいうところのペルソナを決めるということです。
ブログにおけるペルソナの設定についてはこちらの記事で詳しく解説してるので参考にしてください。
簡単に説明すると想定読者(ペルソナ)はある特定の1人を設定します。複数人(例えば30代の会社員)をイメージする方が多いのですが、それは違います。
ペルソナは特定の1人を設定することがポイントです。32歳の大手広告代理店勤務の課長、趣味は・・・。といった感じで具体的に設定します。
ペルソナの最も簡単な設定方法は過去の自分に設定することです。過去に自分が困って調べたことに対してよりわかりやすい記事を書いてあげるイメージですね。
想定読者の悩み(検索意図)を考え抜く
ペルソナを設定したら、徹底的にその人になりきって妄想してください。何を妄想するのかというと先ほど設定した検索キーワードで何を知りたくて検索するのかということです。
例えば検索キーワードを「ブログ 初心者 お金」に設定したとしましょう。このキーワードで知りたいことはなんでしょうか。例えば次のようなことが考えられます。
- ブログ初心者がお金を稼ぐ方法を知りたい
- ブログ初心者がお金をどのくらい稼げるのか知りたい
- ブログ初心者がブログ運営にどのくらいお金がかかるかを知りたい
- ブログ初心者がお金を搾取されない(詐欺被害にあわない)方法を知りたい
少し極端な例をあげましたが、表面的なことだけではなくより深い検索意図まで考えておくことがポイントです。ここでどれだけ深く考えられるかで記事の質が大きく変わってきますし、ここさえ外さなければある程度質の高い記事は簡単に書けます。
想定読者の悩みへの回答を準備する
想定読者の検索意図を深堀したら、読者が知りたいことへの回答を準備します。その際のポイントは次の通りです。
- 結論を明確にすること
- 結論の理由を明確にすること
- 結論の理由の根拠を明確にすること
- 結論、理由、根拠が論理的につながっていること
先ほどの例を使うと、想定読者の知りたいことが「ブログ初心者がお金を稼ぐ方法を知りたい」とします。
すると結論としては、「ブログでお金を稼ぐ方法としては、①商品をブログで紹介して購入につなげてもらうこと、②記事に広告を貼ることがあげられます。ブログ初心者には①の商品をブログで紹介して購入につなげてもらうことがおすすめです」のようなことが言えます。
そして、この結論の理由としては、「広告収入をあげるにはアクセス数を稼ぐ必要があるので初心者では厳しい。一方で、商品の紹介であれば独自の視点を盛り込み、分かりやすい記事が書いて購入意欲を促進できれば実際に購入してもらって収入を得ることができるためです」のようになります。
そして、この理由の根拠としては「僕自身も初心者の頃にブログでお金を稼げた方法が商品を紹介することだったからです」のようになります。
このように読者が知りたいことに対して、明確な結論とその理由、さらに理由の根拠が構築でき、それぞれが論理的につながっていればOKです。
記事のタイトルを決める
想定読者の悩みへの回答を準備できたら一先ずブログ記事のタイトルを決めましょう。タイトルはいつ決めてもいいのですが、SEO観点でも重要となるのでこのタイミングで決めるのがベストです。
タイトル決めのポイントは次の通りです。
- 想定キーワードを全て含めること
- 悩みを解決できることがわかるようにすること
- 32文字以内にすること
基本的なタイトル決めのポイントはこの通りなのですが、実際には読者の目を惹くためのテクニックが必要です。具体的には、あなた自身が読みたくなる記事のタイトルを想像してみるとわかりやすいです。
ブログで稼ぐ方法。よりも「ブログで1万円稼ぐ方法」のほうがより具体的なので興味がわきますよね。さらには「大学生がブログで月に1万円稼ぐ方法」はいかがでしょうか。ターゲットが明確でさらに稼ぐ期間も設定されたのでより具体化されました。
このような感じに先ほど設定したペルソナの興味を惹けるタイトルを設定します。
導入文を書く
ここまできたら記事の作成に着手していきます。まずは導入文を書きます。
導入文はブログにおいては結論に並ぶとも劣らないほど重要なパートです。
これもブログをいう特殊性が寄与しています。ブログの読者はより短時間で調べたいことの回答が得られる記事を探します。検索して複数の結果が表示された中でまずはタイトルを見て読む記事を決めます。
しかし、記事を開いてもらえたとしても導入文に全然関係ないことが書かれていると、読者はこの記事では回答は得られないと判断して別の記事に移動します。
これはブログが無料で読めるということ、情報が溢れていることが大きく効いています。
通常の本の場合、立ち読みは置いておいたとして、実際にお金を払って購入したからにはどんなに導入文がつまらなくても少し読み進めてみようという気持ちが働きます。
しかし、ブログは無料なので関係なさそうだったり、読みにくいと感じたら読者は迷わず離脱します。読み進めるよりも他の記事を探すほうが効率がよいと思ってしまうためですね。
導入文の後にどんなに適切で明快な回答がかかれていようとも、そこまで読んでもらえないのです。というわけで、一番重要なのは結論部分であることは間違いありませんが、結論まで読んでもらうためにも導入文は重要になってくるのです。
では、導入文はどのようなことに注意して書けばいいのかということですが、ポイントは次の通りです。
- 読者の悩みを記載すること
- 読者の悩みに共感すること
- 読者の悩みが解決できることを示唆すること
- 読む気が起きる見た目にすること
基本的に読者が記事を見たときに、この悩みを解決したいんだよね。この記事は同じ悩みに共感してくれてるから期待した結果が得られそうかな。得られそうなことも書いてあるし読み進めてみるか。という思考を働かせてもらえる内容になっていればOKです。
本文を書く
ここまできたらいよいよ本文を書きます。本文は、結論→理由→根拠の順に書くようにしましょう。
文章を書く際のパターンとして「結論を最後に書く」方法と「結論を最初に書く」方法があります。
ブログにおいては、先ほどお伝えした通り、読者が得たい情報をなかなか得られないと最後まで読まずに離脱してしまいます。そのため、結論を最初に書くことが重要です。
結論を最初に書くと最後まで読まれないんじゃないかと思われるかもしれません。しかし、読者が知りたい結論を最初に得られた場合は、その理由や根拠を詳しく知りたくなります。そのため、離脱は発生しないと考えてよいです。
それよりも結論を後回しにしてしまうと、得たい結論がなかなか得られなくて離脱されてしまう可能性が高まります。
リライトする
基本的には先ほどの本文を書くという箇所で記事は完成です。しかし、ブログの記事は一度作成して公開したら終わりというわけにはいきません。
情報はどんどん上書きされてきます。他のブロガーが良質な記事を次々に作成してきます。
全く読まれない記事を公開しているだけで満足という方は何もしなくてよいですが、たくさんの人に読んでもらいたいならば、定期的に記事をリライト(更新)しないといけません。
リライトという作業は中級者になってからでもよいので、初心者のうちは記事の更新は必要ということだけ理解しておいてください。リライトの頻度や方法については別の記事で詳しく解説しようと思います。
まとめ
ブログ記事の基本的な書き方手順を詳しくお伝えしました。この流れで一度実際に書いてみることでどこが難しいかがわかってくると思います。
とにかく試してみて、難しいところややりにくいところは自分流に改善してくことがブログで記事を継続的に書いていくためには必要です。
まずは苦労しながらでも書いてみましょう。ブログ運営で困っている方はこちらの記事も参考になるはずです。興味があればあわせてご覧ください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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