仮想通貨のチャートを分析したいんだけどおすすめのツールはありますか・・・。
仮想通貨のチャート分析ツールはTradingView一択だよ。おすすめの理由やおすすめポイントを詳しく解説するね!
仮想通貨バブル。すごいですね。昔からやっていた方はおめでとうございます。これから仮想通貨を始めようとしてる方、購入タイミングの検討って難しいですよね。
適当な感覚で投資をすると痛い目を見る可能性があります。損するリスクを減らして投資をするためにはチャート分析が必須となります。
仮想通貨のチャート分析方法はいろいろとありますが、僕が自信を持っておすすめするツールはTradingViewです。
おすすめする理由やおすすめポイントを解説するのでぜひ使ってみてください。
- 仮想通貨のチャート分析ツールを探している方
- TradingViewがどんなツールなのか知りたい方
仮想通貨のチャート分析ツールはTradingView一択
仮想通貨(暗号資産)の価格は変動します。時間経過と価格の変動をグラフで表したものをチャートと呼びます。
過去の価格推移から将来の値動きを予想するのがチャート分析(テクニカル分析)という手法です。
チャート分析自体は仮想通貨に限らず、株式投資やFXでも使われています。むしろそちらのほうが歴史は長いです。
昔の人は自力でチャート分析を行っていました。例えば、株式投資であれば毎日の株価を紙にプロットしていき、それを見て分析するといった感じです。
しかし、現代においてはそんなことする必要はありません。なぜなら便利なツールが山ほどあるためです。
仮想通貨のチャート分析ツール
仮想通貨のチャート分析ツールとして代表的なものは以下の通りです。
- TradingView
- WebTrader(GMOコイン)
- Tradeview(Coincheck)
- TradingView(bitbank)
- bitFlyer lightning(bitFlyer)
仮想通貨取引所もチャート分析ツールを提供しています。取引所が独自開発しているツールもありますが、多くの取引所はTradingViewをベースとしたツールを提供しています。
このあと詳しく解説しますが、ここにあげただけでもCoincheck、GMOコイン、bitbankのツールはTradingViewベースになっています。
仮想通貨取引所が提供している分析ツール
先ほどは大手仮想通貨取引所が提供している分析ツールについて紹介しましたが、その他の取引所もまとめてどのような分析ツールを提供しているかをまとめました。
仮想通貨取引所 | 分析ツール | 補足 |
---|---|---|
GMOコイン | WebTrader | TradingViewベース |
Coincheck | Tradeview | TradingViewベース |
bitbank | TradingView | TradingViewベース |
bitFlyer | bitFlyer lightning | オリジナルツール |
DMM Bitcoin | オリジナルツール | オリジナルツール |
Liquid by Quoine | TradingView | TradingViewベース |
SBI VC Trade | VCTRADEPRO | TradingViewベース |
こちらを見てわかる通り、多くの取引所がTradingViewをベースとした分析ツールを提供しています。
各社のツールは基本的に口座を開設すれば無料で使えます。そういう意味では結構お得なのですがTradingViewの機能が全て解放されているわけではありません。やはり本格的に使うなら本家のTradingViewを使うのがおすすめです。
チャート分析ツールとしてはTradingViewで決まりですが、仮想通貨を運用するには仮想通貨取引所の口座開設は必須です。まずはCoincheckに口座を開設しておけば困ることはないでしょう。まだ口座を持っていない方は早速登録してみましょう。勿論、登録は無料です。Coincheckの口座開設はこちら
仮想通貨のチャート分析にTradingViewがおすすめな理由
仮想通貨のチャート分析にTradingViewがおすすめな理由は次の通り。
- 分析可能な仮想通貨の種類が豊富
- インジケーターの種類が豊富
- 専業投資家も活用している
- 自分好みにカスタマイズできる
- パソコンでもスマホでも利用できる
分析可能な仮想通貨の種類が豊富
チャート分析ツールで注意しなくてはいけないポイントとして、「分析したい仮想通貨を扱っているか」ということがあげられます。
仮想通貨はものすごい数の種類があり、どんな仮想通貨でも分析できるかというとそういう訳ではありません。
分析ツールによってはビットコイン、イーサリアム、リップルなどの有名な仮想通貨のチャート分析しかできないということもあります。
一方でTradingViewであれば30種類以上の仮想通貨のチャート分析が可能です。これだけ選択肢があればほぼ問題ないといえるでしょう。また、分析可能な仮想通貨の種類はどんどん増えていくので将来的にも安心です。
インジケーターの種類が豊富
インジケーターとは、チャート分析に欠かせない各種指標のことです。移動平均線やボリンジャーバンドという言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
TradingViewではこのインジケーターがデフォルトでも100種類以上使えます。
実際には、移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSI、ストキャスティクス、一目均衡表、パラボリック・ストップ&リバース、可視範囲出来高といった有名なインジケーターが使えればほとんどのケースで事足りますが、他にも有用なインジケーターが山ほど用意されています。
さらにすごいのが自作インジケーターも作ることができるのです。プログラミングの知識が必要になりますが、オリジナルのインジケーターを開発して公開するなんてことも可能です。
他の人が作成して公開されているオリジナルインジケーターも利用することができます。TradingViewを使っている人にしか使えない分析手法ということですね。
専業投資家も活用している
TradingViewは多くの専業投資家の方が活用してるチャート分析ツールです。
株式投資、FX投資、仮想通貨投資、為替、どんな対象であってもチャート分析をする場合は多くの専業投資家がTradingViewを使っています。
つまり、多くの投資家がTradingViewのチャート分析結果から得られる情報を使って投資をしているということです。
投資は情報戦ですので、TradingViewを使っていないだけでマイナススタートになりかねません。これは決して大げさな話しではありません。
最近だとAIがチャート分析して自動で売買タイミングを判断するなんてことも実際に行われています。情報戦という意味合いは強くなる一方です。
自分好みにカスタマイズできる
TradingViewでは表示対象の仮想通貨を変えることはもちろん、表示するインジケーターの種類、画面レイアウトなどなんでも自分好みにカスタマイズできます。
最も重要な点として、表示対象に数式を入れられることがあげられます。
例えば、「ビットコイン」÷「イーサリアム」や「ビットコイン」÷「日経平均」というチャートを表示して分析することもできるのです。
基本的に市場に存在する資金の絶対量は変動しません。そのため、どこかに資金が集まるとどこか別の場所の資金が減るということがおきます。
A÷Bという数式のチャートを表示した場合、チャートが上昇しているとBよりもAのほうに資金が集まっていることを意味します。
つまり、「ビットコイン」÷「イーサリアム」のチャートが上昇してるとイーサリアムよりもビットコインを買い向かっている人が多いことがわかります。このような使い方は仮想通貨取引所が提供しているチャート分析ツールではできません。TradingViewを使う大きなメリットといえます。
参考に円ベースのビットコインと日経平均のどちらが有利に動いているかを確認するチャートを以下に示します。上昇しているとビットコインが有利で下落していると日経平均有利となるチャートです。
これだけ見ても、はいそうですか。で終わりなんですが、チャート分析ができるようになると上昇の初動を掴むことができます。初動を掴めると日経平均に投資してる人がビットコインにシフトしてくることが読めます。そのタイミングでビットコインを購入することで上昇に乗れる可能性がでてきます。
このように仮想通貨取引所が提供しているツールではこのような計算式によるチャート分析はできません。これができるだけでもTradingViewを使うメリットは大きいです。
パソコンでもスマホでも利用できる
TradingViewはWeb上で使えるのでパソコン、タブレット、スマホなんでも使えます。本格的にチャート分析するには大きな画面のほうがやりやすいのでパソコンがおすすめですが、ちょっと見たいときなどはタブレットやスマホでも見れるので便利です。
TradingViewを利用するにはアカウント登録が必要になります。登録が必要と言われれうと面倒なイメージを抱きやすいのですが、パソコンが変わっても同じ設定でチャート分析ができるのでとても便利です。
TradingViewの始め方
仮想通貨のチャート分析ツールとしておすすめのTradingViewの始め方を解説します。
- TradingViewのプランの違い
- TradingVieのおすすめプラン
- TradingViewのお得な利用方法
それぞれ詳しく説明します。
TradingViewのプランの違い
まず知っておかなければいけないことはTradingViewには無料プランと有料プランがあります。さらに有料プランには3種類あります。
試しに使ってみるなら無料プランでよいですが、本格的に使いたい場合は有料プランがおすすめです。各プランの特徴は次の通りです。
プラン | 無料 | Pro | Pro+ | Premium |
---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | 14.95ドル/月、155ドル/年 | 29.95ドル/月、299ドル/年 | 59.95ドル/月、599ドル/年 |
同時に表示できるインジケーター数 | 3 | 5 | 10 | 25 |
インジケーターの制約 | 使えないインジケーターあり(可視範囲出来高が使えない) | 制約なし | 制約なし | 制約なし |
広告表示 | あり | なし | なし | なし |
有料プランの料金は月払いよりも年払いのほうがお得になってます。また同時に表示できるインジケーターの数や使えるインジケーターの種類が異なります。
TradingVieのおすすめプラン
TradingViewのおすすめプランはProです。価格と使い勝手のバランスが最もよいんですね。お金に余裕のある方にはPro+のほうがおすすめです。Premiumが必要なケースはほとんどないでしょう。
ちなみに、無料版は全くおすすめできません。まず、広告が邪魔なのでイライラしますし、同時に表示できるインジケーターが3つなのでチャートを分析するには物足りないです。
チャート分析する際には最低でも①移動平均線、②ボリンジャーバンド、③MACD、④RSI、⑤一目乖離均衡表、できればそれに加え出来高(または可視範囲出来高)、ストキャスティクスは表示したいところです。結論として3つでは到底足りません。
Proであれば同時に5つのインジケーターを表示することができますし、広告が一切表示されないのでストレスを感じることなくチャート分析をすることができます。
またProであれば画面レイアウトを2分割してそれぞれの画面で同時に5つのインジケーターを表示することができます。この方法であれば同時に10個のインジケーターを表示できるのでまず困ることはないでしょう。
お金に余裕のある方はPro+にしておけば画面分割せずに10個のインジケーターを表示できるので使い勝手はあがります。
以下のように2画面表示することでProであっても10個のインジケーターを同時に表示することができます。またプログラムで複数のインジケーターを1つにまとめることもできます。そのような方法で複数を1つのインジケーターとして表示することでProであっても多くのインジケーターを同時に表示することもできます。
僕はしばらくはProを使用していましたが、いまではPro+を活用しています。
TradingViewのお得な利用方法
TradingViewをお得に利用するには最初から有料プランを契約することは避けましょう。
TradingViewは有料プランを1ヶ月無料でお試し利用することができます。そして、無料お試し期間の終了日が近づいてくると特別価格のオファーが届きます。このオファーが届いてから有料プランを契約するほうが圧倒的に安く使うことができます。
ちなみにTradingViewを最安値で契約するにはブラックフライデーセールを活用するのがおすすめです。契約したいタイミングにセールがやっていたら迷わず申し込みましょう。これ以上安く契約できる機会はありませんので。
いずれにせよ1ヶ月は有料プランを無料で試せるので一度使ってみてはいかがでしょうか。興味のある方は以下から早速登録して使ってみましょう。
まとめ
仮想通貨のチャート分析ツールとしてはTradingViewがおすすめであることを解説しました。最後にTradingViewがおすすめの理由を振り返っておきます。
- 分析可能な仮想通貨の種類が豊富
- インジケーターの種類が豊富
- 専業投資家も活用している
- 自分好みにカスタマイズできる
- パソコンでもスマホでも利用できる
TradingViewを使うならプランは有料になりますがProがおすすめです。おすすめの理由は広告非表示でストレスがないこと。同時に5つのインジケーター表示が可能&無料プランでは使えない可視範囲出来高が使えることです。有料プランで最も安いこともおすすめポイントですね。
1ヶ月は無料で使えるので迷っている方はとりあえず無料で試してみてくださいね。ちなみに仮想通貨のチャート分析だけでなく株式やFXのチャート分析にも使えるので結構お得です。こちらのリンクから登録できますのでぜひどうぞ。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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