ハイパーヨーヨー世代。復帰するときに揃えておきたいアイテム【2A編】

1997年のハイパーヨーヨーブーム時にヨーヨーで遊んだという方は本当に多いと思います。当時、小学生や中学生だった方の半分以上がヨーヨーをやっていたはずです。

日本中を熱狂の渦に巻き込んだハイパーヨーヨーですが、残念ながらブームは1年で去りました・・・。ヨーヨーをやっていた人は多かったのですが、残念ながらこのブーム終了とともにヨーヨーを辞めた人も同じくらいいます。

一時は競技人口がゼロになってしまうのではないかという危機もありましたが、なんとか2021年のいままで世界大会は毎年継続して行われていますし、そこそこの競技人口は維持されています。

最近では、YouTubeやInstagramなどを活用してフリースタイル動画やトリックのやり方を解説してくれている方も多いです。これが競技人口を維持できている大きなポイントですね。

それこそ1997年の頃はインターネットなんてあまり普及していない時代でしたので、ヨーヨーに関する情報源はコロコロコミックだけでした。そのため、ブームが去った後は情報も得ることができないという暗黒の時代に突入しました。

その点最近ではインターネット、YouTube、各種SNSでいくらでも情報が得られます。昔ハイパーヨーヨーをやっていた人が最近の動画を見つけて、またやりたくなって復帰するということも多くなっていることもうなずけますね。

ハイパーヨーヨーを辞めていた間のブランクを最短で解消する方法が知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

今回はハイパーヨーヨーを昔やっていて、最近またヨーヨーを始めようと思っている方に、絶対に揃えておくべきアイテムをご紹介します。特にダブルハンドプレイに興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。

ヨーヨーをやるなら絶対に揃えておきたいアイテム

ヨーヨーの経験者なら、ヨーヨーを始めるために必要なアイテムは知っていると思います。そうです、ヨーヨーとストリング（紐）とメンテナンスオイルですね。

これ自体は決して間違いではありません。しかし、重要なポイントがあります。

それは、昔使っていたものは使うな！ということです。

1997年のブームから20年以上が経過しています。小学生だった方がもう立派な社会人になっています。この20年という時を経てヨーヨーの性能は驚くほど進化しているのです。

昔はバンダイから販売されているハイパーヨーヨー、ハイパーストリングス、ハイパーヨーヨーメンテナンスオイルという3種の神器しか選択肢がありませんでした。しかし、いまではヨーヨーの種類は数知れず、ストリングですら用途に応じて使い分ける時代になっています。

ヨーヨーを復帰するなら昔使っていた相棒を使いたくなる気持ちはわかります。しかし、それではヨーヨーの本当の面白さには近づけません。すぐに飽きてしまうことが目に見えています。

やりたいプレイスタイルによっておすすめのアイテムは変わってきますが、今回は現代のフリースタイル部門でいう2A(ツーハンドルーピングトリック）部門に興味がある方におすすめのアイテムを紹介していきます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

ヨーヨー：LOOP 720×2個

まずは最も重要なヨーヨーです。ダブルルーピングトリックをやるなら絶対にLOOP720がおすすめです。おすすめする理由は、

ということです。

ヨーヨーって実はキャップの締め具合やベアリング調整などの細かなセッティングが大変です。また、定期的にオイルをさしたりなどメンテナンスも面倒です。これがLOOP720では一切不要になっています。

気軽に使うにはこれ以上ない機種といえるでしょう。

勿論、気軽に使えるだけではおすすめなんかしません。LOOP720は2A部門で4度世界チャンピオンに輝いている高田 柊さんが監修しているモデルになります。ルーピングプレイとスリーププレイが見事なバランスで実施できるヨーヨーに仕上がっています。

昔ハイパーヨーヨーをやっていた方であれば一度投げただけで違いに気が付けると思います。とにかくループさせていて気持ちがいいんです！

昔はダブルループができなくて諦めた方でもLOOP720であれば意外と簡単にできるようになるはずです。昔は苦戦した数々のトリックにいまこそチャレンジしてみましょう。

ストリング：Kitty String

先ほどご紹介したヨーヨーLOOP720は購入時にストリングがついています。最初は付属のストリングでプレイしても構いませんが、ストリングは消耗品ですので交換が必要になります。

交換用のストリングはいまでは驚くほどの種類があります。ストリングなんてどれでも同じだと思われるかもしれませんが、全然違います。ストリングを変えるだけでいままでできなかったトリックができるようになるくらい違いがでます。

LOOP720におすすめのストリングがKitty Stringになります。Kitty Stringはフィリピンのヨーヨープレイヤーによって開発された製品で、いまでは世界中のトッププレイヤーが利用しています。Kストと呼ばれているので耳にする機会が増えるはずです。

このKストですが、種類がたくさんあります。LOOP 720にはポリエステルのノーマルタイプを選択してください。カラーバリエーションも豊富ですがそこは好みの色で問題ありません。

このストリングはデフォルトだと100mm以上の長さなので、取りつける際には必ずカットするようにしてください。その際のポイントは、「ヨーヨーにつける前にストリングの両端を持って何度も強く引っ張ること」、「ヨーヨーから指までの長さが70mm程度になるようにカットすること」です。

ストリングをそのまま使っていると段々と弾性が取れて伸びてきます。すると長さ調整が必要になってしまうので、取りつける前にストリングだけを強く引っ張ってしっかりと弾性を取ってあげる必要があります。

その後はストリングをヨーヨーから指までが70mm程度になるようにカットしてください。昔ハイパーヨーヨーをやっていた頃の記憶がある方は、ストリングをヨーヨーにつけて、ヨーヨーを地面においておへその上に指が3本入る位置でカットすることというやり方を思い浮かべるかもしれません。

ストリングトリックを中心に実施する場合はこれでも問題ありません。しかし、ルーピングトリックをやるにはこれだと長すぎます。身長にもよりますが70mmから73mmくらいがベストです。

最初は短く感じてプレイしにくいかもしれませんが、すぐに慣れますし、最近のトリックを覚えようとしたらこのくらいの長さである必要性に気づくはずです。

ちなみにKストは基本的には100本単位でしか購入できません。ヨーヨーは2個使うので50回分ですね。LOOP720でヨーヨーを再開したなら楽しすぎてこのくらいの本数はすぐに消化してしまうので安心してください。

このストリングはデフォルトだと100mm以上の長さなので、取りつける際には必ずカットするようにしてください。ストリングをカットする際は以下のポイントに注意しましょう。

ストリングをそのまま使っていると段々と弾性が取れて伸びてきます。すると長さ調整が必要になってしまうので、取りつける前にストリングだけを強く引っ張ってしっかりと弾性を取ってあげる必要があります。

その後はストリングをヨーヨーから指までが70mm程度になるようにカットしてください。昔ハイパーヨーヨーをやっていた頃の記憶がある方は、ストリングをヨーヨーにつけて、ヨーヨーを地面においておへその上に指が3本入る位置でカットすることというやり方を思い浮かべるかもしれません。

ストリングトリックを中心に実施する場合はこれでも問題ありません。しかし、ルーピングトリックをやるにはこれだと長すぎます。身長にもよりますが70mmから73mmくらいがベストです。

最初は短く感じてプレイしにくいかもしれませんが、すぐに慣れますし、最近のトリックを覚えようとしたらこのくらいの長さである必要性に気づくはずです。

ちなみにKストは基本的には100本単位でしか購入できません。ヨーヨーは2個使うので50回分ですね。LOOP720でヨーヨーを再開したなら楽しすぎてこのくらいの本数はすぐに消化してしまうので安心してください。

パーツ：ループ720専用スペーサー（ブルー）

最後にご紹介するアイテムはLOOP720専用スペーサー（ブルー）です。

LOOP720は2つのスペーサーとベアリングが搭載されています。昔のファイヤーボールやハイパーレイダーなんかと同じ構成ですね。

このスペーサですが、初期はレッドスペーサーが2個ついています。これはループプレイに特化させるべく戻りが非常によいタイプになります。

他にもLOOP720にはスリープを重視したグリーンスペーサーとレッドとグリーンの中間であるブルースペーサーがあります。

最もおすすめなのが、レッドとブルーを半々に使うことです。つまり、1つのLOOP720にレッドスペーサー1個、ブルースペーサー1個を搭載するのです。

このようにすることでループとスリープのバランスが絶妙によくなります。実際に先ほどご紹介した高田　柊さんもこのセッティングで使っているようですよ。

最後にご紹介するアイテムはLOOP720専用スペーサー（ブルー）です。

LOOP720には2つのスペーサーとベアリングが搭載されています。昔のファイヤーボールやハイパーレイダーなんかと同じ構成ですね。

このスペーサですが、初期はレッドスペーサーが2個ついています。これはループプレイに特化させるべく戻りが非常によいタイプになります。

他にもLOOP720にはスリープを重視したグリーンスペーサーとレッドとグリーンの中間であるブルースペーサーがあります。

最もおすすめなのが、レッドとブルーを半々に使うことです。つまり、1つのLOOP720にレッドスペーサー1個、ブルースペーサー1個を搭載するのです。

このようにすることでループとスリープのバランスが絶妙によくなります。実際に先ほどご紹介した高田 柊さんもこのセッティングで使っているようですよ。

まとめ

ハイパーヨーヨー経験者で最近ヨーヨーを再開しようかなと思っている方におすすめのアイテムをご紹介しました。LOOP720、Kitty String、専用スペーサーさえ購入すれば思う存分現代のヨーヨーを楽しむことができますよ。

全部で8000円程度の投資になりますが、何年でも楽しめるので十分元が取れます。むしろせっかく復帰するならぜひ大会にもチャレンジしてみてください。

また皆さんで1997年のヨーヨーブームを巻き起こしましょう！

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。