子どもが将棋に興味を持ったんだけど、駒の動かし方とか少し難しいよね・・・。
駒の動かし方は実践で覚えるのが効率的だよ。動かし方を知らなくても将棋を指せる「スタディ将棋」がおすすめ!
藤井聡太さんの活躍で将棋人気が急上昇しています。将棋に興味を持ち始めた子どもも多いはず。
将棋は頭脳戦なので先を読む力や考え抜く力を伸ばすことができます。子どもから興味を持ってくれたならぜひ取り組ませたいゲームの1つです。
でも、将棋って駒の動かし方を覚えるのが大変で、子どもがすぐに飽きてしまいそう。ルールを覚えるまでやってくれるか不安。という声もよく聞かれます。
そこでおすすめなのが、くもん出版から販売されている「スタディ将棋」です。これさえ使えば駒の動かし方を覚えていなくても将棋を楽しむことができるんです。どんな商品なのか詳しくご紹介します。
- 子どもの将棋デビューにおすすめの将棋を探している方
- 子どもに将棋をやらせたい方
- 将棋をやりたいけど駒の動かし方が難しくて諦めそうな方
将棋を楽しく覚えるにはスタディ将棋がおすすめ。子どもから老人まで誰でも簡単に指せる
スタディ将棋は子ども向けの知育商品を数多く手がけている「くもん出版」から販売されている将棋です。
なんと、あと藤井聡太さんも4歳の頃に実際に使っていたのがスタディ将棋なんです。藤井聡太さんの大活躍で将棋自体が話題になっていますが、それと同時にスタディ将棋も話題沸騰中です。
そんなスタディ将棋の特徴は次の通りです。
- 1つ1つの将棋駒に駒の動かし方が書かれている
- 1つ1つの駒の読み方がひらがなで書かれている
- 将棋盤と駒が木製で安定感がある
- 将棋盤を折りたたんで駒を収納できる
- 解説書やスキルアップブックがついてくる
それぞれの特徴を説明します。
1つ1つの将棋駒に駒の動かし方が書かれている
将棋を始めようと思ったときに最初に挫折するポイントが「将棋の駒の動かし方が覚えられない」という点です。
これは子どもに限った話しではありません。子どもが将棋を始めると必ず親は対戦相手をすることになります。これは避けることはできない親の宿命です。
将棋経験があれば問題ありません。しかし、経験がない場合は子どもの相手をするために駒の動かし方を覚えなくてはいけません。
大人になってから何かを覚えるのってかなりハードですよね。
将棋を子どもが始めると親が抱えることになるこの悩みはスタディ将棋が完全に解決してくれます。
なぜなら、スタディ将棋は全ての駒の裏表両面に駒を動かせる位置が書かれているんです。そのため、駒の動きを覚えなくても将棋を指せます。
上の画像の「角」と「馬」の駒の写真を見てください。ご存じの通り、「角」は斜め方向にしか進めません。斜め方向に伸びた矢印で表現されていることがわかります。
また、「角」の裏面の「馬」は、斜めに加えて上下左右にも移動できます。駒を見ると上下左右にはマスの中に矢印が書かれていて、斜め方向は枠をはみ出した矢印がかかれています。
これは上下左右には1マスしか動かせないけど、斜めにはどこまでも動かせることを意味しています。「角」の斜めの矢印も同じですね。
進める方向だけでなく 動かせるマスの数まで表現できているので非常にわかりやすくて便利です。
1つ1つの駒の読み方がひらがなで書かれている
将棋の駒の読み方って子どもにとってみると結構難しいです。でも、駒の読み方は遅かれ早かれ覚えなくてはいけません。
スタディ将棋は、駒の一つ一つに小学生低学年だと読むのが難しい漢字の駒もひらがなでふりがなが振ってあるので簡単に読むことができます。
先ほどの画像を見てもらえればわかりますが、漢字の角や馬の下にひらがなで「かく」、「うま」と表記されています。
駒の名前は読むことさえできれば覚えるのは時間の問題です。
将棋盤と駒が木製で安定感がある
スタディ将棋は子ども向けですが、将棋盤と駒が木製なので安定感があります。それに木製だと駒を持ちやすくて動かしやすいです。価格の割にしっかりしてます。
子ども用の安い将棋セットだとプラスチック製もよく見かけます。プラスチック製だと駒が滑るので持ちにくいんですよね。その点、木製は安定感が違います。
また、駒をしまうケースを裏返すことで駒置きにもなるので本格的です。子どもが将棋に夢中になるためにはこのような細かい点も大切なポイントです。
将棋盤を折りたたんで駒を収納できる
将棋盤には折りたためるタイプと、折りたためないタイプがあります。
また、たとえ折りたためるタイプだとしても、折りたためるだけで駒は別のケースに保管しなくてはいけないものが多いです。
しかし、スタディ将棋は駒を入れるケースごと折りたたんだ将棋盤の中に収納できます。
将棋盤を折りたためて、さらに駒まで収納できることで次のメリットがうまれます。
- 片付ける場所をとらない
- 片付け嫌いな子どもでも毎回簡単に片づけられる
- 持ち運ぶ時に便利
将棋に夢中になる子どもはいつでもどこでも将棋を指したくなります。その際に、将棋盤と駒入れを別々に持っていかなくてはいけないのって意外と面倒です。失くしてしまう危険も高まります。
その点、スタディ将棋は将棋盤の中に必要な駒を全て収納しておけるので、持ち運びが圧倒的に楽です。
親にとっては折りたたんだ将棋盤の中に全て収納できるので置き場所に困らないという点もメリットです。
解説書やスキルアップブックがついてくる
スタディ将棋には将棋の基本的なルールや遊び方がまとまった解説書と戦い方の戦法がまとまったスキルアップブックがついてきます。
まずは動かせる方向の書かれた駒を使って楽しく将棋を覚える。将棋をもっと強くなりたいと感じてきたら解説書やスキルアップブックを活用してスキルアップを目指す。という手順がおすすめです。
ちなみにスタディ将棋は、NEWスタディ将棋として売られています。昔はスキルアップブックが付属していなかったのですが、NEWにリニューアルされてスキルアップブックが追加されました。
スタディ将棋をおすすめする理由
スタディ将棋の特徴を踏まえて、僕がスタディ将棋をおすすめする理由は次の通りです。
- 駒の動かし方を知らなくても将棋を指せる
- 持ち運びが便利
駒の動かし方を知らなくても将棋を指せる
スタディ将棋が他の将棋と大きく異なる点は「1つ1つの駒に動かせる方向が書いてあること」です。
そしてこれがスタディ将棋をおすすめする一番の理由です。
将棋を始める際の一番のハードルは駒の動かし方を覚えることです。将棋を楽しむためには駒の動かし方を覚えなくてはいけません。
しかし、スタディ将棋であれば実際に将棋を指しながら駒の動かし方を覚えることができます。これは画期的ですよね。
また、これは子どもに限ったメリットではありません。将棋は2人いないと対戦できないゲームです。子どもに将棋を与えると、何度でも誰とでも指したくなります。
両親はもちろんのこと、友達、祖父母。身近にいる人は何度も対戦を申し込まれることになります。駒の動かし方を知らなければ通常の将棋駒を使う場合は将棋の相手はできません。しかし、スタディ将棋であれば誰でも対戦相手になることができます。
おじいちゃん、おばあちゃんも孫と一緒に遊びたいですよね。将棋の駒の動かし方がわからないといった理由で遊ぶ機会を失うことがなくなりますよ!
持ち運びが便利
子どもは将棋を覚えたらどこにでも持ち運んで将棋をやりたくなります。
そんなとき、将棋盤や駒を別々に持ち運ぶのは大変ですし、失くすかもしれません。
その点、スタディ将棋は先ほどご紹介した通り、将棋盤を折りたたんで駒を収納することができます。どこにでも持ち運びたくなる子どもの心理を理解した商品ですね。素晴らしい仕様です。
どこにでも簡単に持ち運べて、ルールを知らない人とも対戦できる。将棋デビューはスタディ将棋で決まりです。
スタディ将棋のデメリット
スタディ将棋のデメリットをあげるとしたら将棋を覚えたあとは駒に書かれた移動方向が邪魔になるという点です。子どもも最初はスタディ将棋が普通だと思うのですが、本物の将棋の駒を認識するとスタディ将棋を使うことが恥ずかしくなってきます。
この状態になったらスタディ将棋としての役目は終えたと判断して、普通の将棋駒を購入してあげましょう。あくまでもスタディ将棋は将棋を楽しく覚えてもらうことを目的としたアイテムだということを認識しておけばOKです。
まとめ
子どもの将棋デビューにおすすめなスタディ将棋をご紹介しました。繰り返しになりますが、駒の動かし方を知らない人でも将棋を指すことができる画期的な将棋です。
今回は子ども向け商品としてご紹介しましたが老人にもおすすめです。駒の動かし方を忘れてしまっても駒を見ればわかるので簡単ですからね。
スタディ将棋に興味が出てきた方はぜひ子どもに買ってあげてみてください。未来の藤井聡太棋聖を目指して将棋を指しまくりましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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