Coincheckに口座を開設したのですが、日本円はどうやって入金すればいいのでしょうか・・・。
Coincheckへの日本円の入金方法は銀行振込、コンビニ入金、クイック入金の3パターン可能だよ。おすすめは手数料無料の銀行振込。やり方を詳しく解説するね!
仮想通貨を購入するために必ず必要になることといえば、国内の仮想通貨取引所に口座を開設することですね。
口座自体は無料で作れるのですが、どの仮想通貨取引所にすればいいか悩んだり、口座開設の申請方法がわからなかったりで挫折してしまう人が多いのが事実。
この記事にたどり着いたということは、無事に口座開設までは達成できたのだと思います。おめでとうございます。次に必要なことは日本円を口座に入金することですね。
ここも意外とやっかいで、入金方法によって手数料がかかったり、手数料の金額が違ったりするので注意が必要です。仮想通貨を買う前に損してたらもったいないですからね。
今回の記事では、Coincheckに日本円を損することなく入金する手順を詳しく説明します。
- Coincheckに日本円を入金する方法を知りたい方
- Coincheckに損することなく日本円を入金する方法を知りたい方
いないとは思いますが、Coincheckの口座開設がまだという方はこちらからどうぞ。Coincheckの口座開設はこちら
Coincheckの口座開設の全手順を画像つきで解説した記事も参考に貼っておきますね。
Coincheck(コインチェック)への日本円入金手順。損しない方法は銀行振込のみ
Coincheckへの日本円の入金方法は次の3パターンです。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
この3パターンのどれであっても日本円を入金するという目的については達成できます。あたりまえですよね。
しかし、メリット・デメリットはそれぞれ異なります。入金なんてどの方法でも同じだろうとの考えは捨ててくださいね。メリット・デメリットを把握せずに入金してしまうと思わぬ損をすることになります。
Coincheckへの日本円入金方法の違いによるメリット・デメリット
それでは銀行振込、コンビニ入金、クイック入金それぞれのメリット・デメリットを確認していきましょう。
入金方法 | メリット | デメリット | 補足 |
銀行振込 | 入金・振込手数料が無料(住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行) | 入金方法が他よりも難しい ネットバンクがないと銀行まで行く必要がある | 住信SBIネット銀行とGMOあおぞらネット銀行以外は振込手数料が発生 |
コンビニ入金 | 入金反映タイミングが早い | 手数料が高い 1回の上限金額が30万円 コンビニまで行く必要がある | ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマートが利用可能 |
クイック入金 | 自宅から振込可能 入金反映タイミングが早い 入金金額の上限がない | 手数料が高い 入金後7日間は入金額相当の資産を移動できない | ペイジー対応ATMまたはネットバンキングが必要 |
ここで重要な点として入金時に手数料が完全無料なのでは住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行を利用した銀行振込のみです。それ以外の銀行ではCoincheck側の入金手数料は無料なのですが、銀行側の振込手数料が発生します。
また、コンビニ入金やクイック入金では必ず入金手数料が発生します。
仮想通貨を購入したくて日本円を入金するのに手数料が引かれるのは損ですよね。というわけで、Coincheckに日本円を入金する場合は住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行を利用した銀行振込で決まりです。
一応、コンビニ入金とクイック入金の手数料をまとめておきます。住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行以外の銀行を利用する場合の振込手数料は銀行や条件によって異なるので使っている銀行のホームページで確認してください。
コンビニ入金の入金手数料
コンビニ入金の入金手数料は次の通りです。
項目 | 手数料 |
---|---|
3万円未満 | 770円 |
3万円~30万円まで | 1,018円 |
手数料の金額は実際に入金金額を入力することで確認することができます。3万円未満と3万円以上の手数料をみてみましょう。まずは3万円未満代表として29,999円を入力します。すると手数料は770円になっていますね。
つづいて、3万円以上代表として30,000円を入力します。すると手数料が1,018円に変わりました。先ほどを入金額が1円しか変わりませんが手数料が248円高くなってしまいました。
試しに上限の30万円を入力したときの手数料も見ておきましょう。300,000円になっても手数料は先ほどと同じく1,018円ですね。これで先ほど示した表の手数料通りになっていることが確認できました。
クイック入金の入金手数料
クイック入金の入金手数料は次の通りです。
項目 | 手数料 |
---|---|
3万円未満 | 770円 |
3万円~50万円未満 | 1,018円 |
50万円以上 | 入金額×0.11%+495円 |
クイック手数料の金額も実際に入金金額を入力することで確認することができるので見てみましょう。まずは3万円未満の手数料が770円になっているか確認するために29,999円を入力します。すると手数料は770円になっていますね。
つづいては3万円を入金する際の手数料を確認します。確かに手数料は1,018円になりました。
3万円~50万円未満枠の最大値である499,999円を入力した際の手数料を確認します。先ほどと同じく1,018円になっています。
続いて50万円を入金した際の手数料を確認します。ここからの手数料は計算が必要です。計算式は「入金額×0.11%+495円」なので、500,000×0.0011+495=1,045円となり、確かにその通りの額が表示されています。
最後に100万円を入金する場合の手数料を確認して終わりにしましょう。計算式は先ほどと同じなので、1,000,000×0.0011+495=1,595円となります。実際に表示される手数料の金額を見ると1,595円になっていますね。
Coincheckへの銀行振込手順
それでは銀行振込でCoincheckに日本円を入金する手順を解説してきます。手順は次の通り。
- 住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行の口座を開設する
- 住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行に日本円を入金する
- 住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行のスマホアプリをインストールする
- Coincheckの入金口座情報を確認する
- 銀行のスマホアプリに必要な情報を入力し入金する
それぞれのステップを詳しく説明していきます。
住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行の口座を開設する
先ほどお伝えした通り、Coincheckに手数料無料で日本円を入金するには、以下のいずれかの口座が必要になります。
- 住信SBIネット銀行
- GMOあおぞらネット銀行
まだどちらの口座も持ってないという方はまずは口座を開設しましょう。どちらの銀行も口座を持っておいて損することはありません。ネットバンクなので利子も多少は高いので預けるだけでも大手銀行よりお得です。
住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行に日本円を入金する
口座を開設できたら日本円を入金します。ネット銀行なので店舗はありません。コンビニのATMなどで入金してください。
無料で入金できる回数や金額に条件があるので注意してください。また、インターネットバンキングをお持ちでしたら自宅から日本円を入金することも可能です。どんな方法でもよいので住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行に日本円を入金してください。
住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行のスマホアプリをインストールする
口座を開設したらスマホにアプリをインストールします。スマホアプリをインストールすることで簡単に口座情報が確認できたり、入金処理を実施することができるので必ずアプリは入手しておきましょう。
Coincheckの入金口座情報を確認する
銀行口座とアプリの準備ができたら、Coincheckの入金口座を確認します。確認方法はCoincheckのWeb版とスマホアプリ版で多少異なります。それぞれの手順を説明します。
Coincheck Web版での入金口座確認方法
まずはWeb版を使っている際の入金口座確認方法です。Coincheckにログインして左側のメニューから「日本円の入金」を選択します。
日本円の入金方法を選択できる画面に進むので「銀行振込」を選択します。デフォルトで銀行振込が選択されているはずなので基本的に操作は不要です。銀行振込という箇所が青背景で白文字になっていることを確認してください。
画面を少し下にスクロールすると住信SBIネット銀行の場合とGMOあおぞらネット銀行の場合の口座情報が記載されています。入金に使いたい口座側の情報を確認してください。
ここで重要となるのが振込先の口座番号と振込人名義です。特に振込人名義については住信SBIネット銀行のほうは少し特殊なので十分注意してください。
住信SBIネット銀行のほうはあなたのユーザーIDというものが存在します。そして、振込人名義は「ユーザーID 登録カナ氏名」となります。つまり、ユーザーIDが123456で、あなたの登録カナ氏名がカソウ ツウカである場合、振込人名義は「123456 カソウ ツウカ」となります。
この振込人名義宛に入金しないと正常に反映されないので気を付けてください。不安な方は「振込人名義をコピー」のボタンをクリックしてコピーしましょう。
GMOあおぞらネット銀行の場合も表示された情報をもとに入金を行います。こちらの振込人名義は登録カナ名なので、住信SBIネット銀行のような特殊な感じではありません。
スマホアプリ版での入金口座確認方法
つづいて、スマホアプリを使用している場合の入金口座確認方法です。Coincheckのスマホアプリを開いて、ウォレットの画面の「日本円」という箇所をクリックします。
すると日本円の入金と出金を選択できる画面に進むので「入金」をクリックします。
銀行を選択する画面に進みます。お金を入れている銀行の口座名をクリックします。
住信SBIネット銀行を選択した場合は以下の画面が表示されます。あたりまえですがWeb版で表示される情報と全く同じです。振込人名義はユーザーID+登録カナ氏名なので注意してください。右側の緑色の四角をクリックするとコピーすることができます。
GMOあおぞらネット銀行の場合もWeb版と同じ情報が表示されます。こちらも緑色の四角をクリックすることで振込人名義をコピーすることができます。
銀行のスマホアプリに必要な情報を入力し入金する
振込先の口座情報や振込人名義を確認できたら入金処理に進みます。振込に使用する銀行口座のアプリを起動してください。今回は住信SBIネット銀行のケースで説明します。基本的にはGMOあおぞらネット銀行であっても操作方法は同じです。
アプリを立ち上げると以下のメニューが表示されるので「振込」をクリックします。
画面中央に「新規振込」のボタンが表示されるのでクリックします。
振込依頼人名、金融機関、支店名、預金種目、口座番号、振込金額、振込指定日を入力する画面に進みます。各項目に先ほど確認した入金口座情報を入力していきます。
振込依頼人名欄にはデフォルトでご自身の氏名がカタカナで入力されています。しかし、先ほどお伝えした通り、住信SBIネット銀行の場合の振込人名は「ユーザーID+登録カナ氏名」にする必要があります。そのため、デフォルトで入っている情報を一旦削除し、先ほど確認した(もしくはコピーした)振込人名義を入力します。
金融機関は住信SBIネット銀行を選択します。
支店名は「支店番号で検索する」をクリックして、検索窓に106と入力するのが簡単です。検索して表示された「法人第一店(106)」をクリックします。
預金種目は「普通」を選択して、先ほど確認した口座番号を間違えないように入力します。
Coincheckに入金したい金額を振込金額欄に入力します。最後の振込指定日は特に理由がない限りはデフォルトで選択されている「最短振込可能日」で問題ありません。
全ての入力が完了したら「確認する」をクリックします。
入力内容に問題がなければ次の画面に進みます。入力内容に間違いがある場合はエラー箇所が表示されるので修正します。
WEB取引パスワードと指定されたブロックに表示されている数値を認証番号表から読み取って入力します。認証番号表は住信SBIネット銀行の口座を開設した際に郵送で届いているはずです。なければ探してみてください。
どちらも入力できたら「確定する」をクリックします。
パスワードに問題がなければ入金処理が始まります。1分もすればCoincheckへの入金が完了するので待ってください。完了するとメールで連絡が届きますし、Coincheckの日本円残高が更新されるので確認してみてください。
以上でCoincheckに銀行振込で日本円を入金することができました。この方法であれば手数料は無料なので一切損しません。
まとめ
Coincheckに日本円を損せずに入金する方法を解説しました。入金が一度だけならそこまで気にしないかもしれませんが、何度も繰り返すと手数料がだんだんと負担になってきます。
せっかく完全無料で入金する術があるので使わないと損です。ぜひ、今回ご紹介した手順でCoincheckへの入金を試してみてください。最後に手順をもう一度おさらいしましょう。
- 住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行の口座を開設する
- 住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行に日本円を入金する
- 住信SBIネット銀行またはGMOあおぞらネット銀行のスマホアプリをインストールする
- Coincheckの入金口座情報を確認する
- 銀行のスマホアプリに必要な情報を入力し入金する
入金が完了したらいよいよ仮想通貨を購入できます。初心者の方におすすめなのはやはり仮想通貨代表のビットコインです。こちらの記事で損しないビットコインの買い方を解説しているので気になる方はあわせてご覧ください。
以上、最後までよんでいただきありがとうございます。
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