不要不急な外出が禁止されていると子どもが家でマンガばかり読んでしまって困ってます・・・。
それを逆手にとってマンガから色々と学んでもらうのはどうかな。教育にも最適な子どもに読ませたいマンガを厳選して5つ紹介するね!
外出自粛で家にいると子どもはテレビを見たりゲームをしたりマンガを読んだり・・・とにかく遊んでばかりになります。
テレビやゲームは音がするの注意することができます。しかし、マンガは音がしないので部屋にこもって読み続けていても気づくことが難しいです。
外出できない状況なので仕方がない部分でもありますが、少しは勉強もしてほしいものですよね。
マンガを読む集中力を少しでも勉強に注ぐことができたらどれだけ成績が向上するか。一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
そこで、漫画喫茶で長年働き、何万冊というマンガを読み漁ってきた僕が厳選する「教育にもおすすめ。子どもに読ませたいマンガ」を5作品ご紹介します。
- 子どものためになるマンガを知りたい方
- 子どもが読むことで成長できるマンガを知りたい方
子どもの教育におすすめ。積極的に読ませたいマンガの選考基準
マンガは日本の文化です。日常を描いた作品。非日常を描いた作品、スポーツ、恋愛、ギャンブル、ギャグなどジャンルも数えきれないほどあります。
マンガは子どもには悪影響だから読ませないという意見もあると思います。しかし、読ませる作品を厳選すれば教育に使える資材なんだということをご理解いただけるはずです。
マンガだからこそ子どもの教育に良い影響を与えることができるという面もあります。
今回、僕が厳選した「教育にもおすすめができて、子どもに読ませたいマンガ」の選考基準と除外したマンガの条件はそれぞれ次の通りです。
- 友情、チームワーク、努力することを学べるマンガ
- 単純におもしろいマンガ
- 子どもに悪影響を及ぼす要素のないマンガ
- ギャグマンガ
- 暴力が題材のマンガ(ヤンキーやヤクザ漫画)
- ギャンブルが題材のマンガ
今回紹介するマンガは子どもに良い影響を与えること。教育に使えることを中心に考えています。ギャグ、ヤンキー、ギャンブルマンガにもおもしろくておすすめできる作品はたくさんあります。しかし、子どもに良い影響を与えるかと言うとそうではない面が多いので今回は除外としました。
それでは、早速、子どもの教育におすすめのマンガを紹介していきましょう。
子どもに読ませたいマンガ① | ちはやふる
広瀬すずさんの主演で映画化もされた人気マンガの「ちはやふる」です。百人一首の競技かるたを題材にしたマンガで素直におもしろいです。
百人一首を全く知らなくても問題なく読み進めることができます。このマンガの影響で競技かるたの競技人口が一気に増えたことで、大会の運営に支障が出ているほど影響力のあるマンガです。
ちはやふるから学べる事は次の通り。
- 継続して努力することの大切さ
- チームワークの大切さ
- 日本の文化のすばらしさ
それぞれの理由を詳しく説明します。
継続して努力することの大切さ
ちはやふるの舞台は小学生から始まり高校生へと移っていきます。その間、百人一首という競技にひたすら向き合い成長していく姿が描かれています。
高校生になってからは部活として競技かるたを始めるメンバー、名人やクイーンを目指して共に努力・成長していく姿が描かれています。
登場人物の中にはいわゆる天才と呼ばれる人も出てきますが、実際は普段の生活で誰よりも「聴力」を維持するために努力する様子や、音と真摯に向き合う様子が描かれています。
ちはやふるを通して、継続して努力することの大切さを子どもに学んでもらえるはずです。
チームワークの大切さ
高校生の部活での競技かるたには個人戦だけでなく団体戦が存在します。
マンガの中で「団体戦は個人戦。個人戦は団体戦。」という有名なセリフがあります。マンガを読めばわかりますが、団体戦の時こそ自分の試合に集中して個人戦のように戦う必要がある。
個人戦のときはトーナメントのどこかで仲間たちが戦うことになるライバルを全員で消耗させるために負けたとしても最後まで残りのチームメンバーのために全力で戦おうという主旨です。
ここから学べることは個人競技だとしても、チームワークというものがあるんだ。チームがあるから個人でも頑張ることができるんだということです。
日本の文化のすばらしさ
百人一首や競技かるたは日本の伝統文化です。百人一首については小学生の頃に100首全部を暗記したという方も多いでしょう。競技かるたについてはこの作品で初めて知ったという人も多いと思います。
日本の伝統文化のすばらしさを子どもに知ってもらい、後世に残せることのできるすばらしい作品です。
子どもに読ませたいマンガ② | タッチ
言わずと知れたあだち充の名作マンガ「タッチ」です。
何世代にも渡って愛されている青春野球マンガですね。
1981年から1986年にかけて連載されていたマンガなのでとても古い作品です。しかし、令和の時代になってもストーリーや絵が古く感じることのないところもすばらしいですね。
タッチから学べる事は次の通り。
- 人に優しくすることの大切さ
- 努力することの大切さ
それぞれの理由を詳しく説明します。
人に優しくすることの大切さ
このマンガの主人公の上杉達也は本当に優しい性格で描かれています。タッチ世代の人は子どもに優しくなってほしいという願いを込めて達也と名付けたという方も多いのではないでしょうか。
人に優しくすることの大切さを子どもにも教えてくれるでしょう。
努力することの大切さ
もともと双子の弟の和也が甲子園を目指して野球に取り組んでいましたが、事故で亡くなったため、弟の夢を引き継いで兄の達也が甲子園を目指していきます。
弟のため、自分のため、愛する人のため、努力することの大切さを学ばせてくれる作品です。
子どもに読ませたいマンガ③ | スラムダンク
このマンガの影響でバスケットを始めたという方も大勢いるはずです。数々の名セリフはいまでもあらゆるところで登場します。そのくらい社会に影響を及ぼしたバスケットボールマンガの「スラムダンク」です。
もはや説明不要だと思いますが、バスケ初心者の主人公 桜木花道がコツコツと努力して一流のバスケ選手として成長してい様子を描いた作品です。
スラムダンクから学べる事は次の通り。
- 努力することの大切さ
- 最後まで諦めない心
それぞれの理由を詳しく説明します。
努力することの大切さ
このマンガこそ努力することの大切さを教えてくれます。ずば抜けた身体能力を持っていた桜木花道ですが、ボールの扱いは完全に素人。しかし、地道な練習を重ねることでどんどん成長していきます。
誰でも最初は下手くそで、努力することでなんでもできるようになるんだということを学ぶことができます。
最後まで諦めない心
諦めたらそこで試合終了ですよ。スラムダンクを読んだことがない人でも知っている名セリフです。
文字通り諦めたら何も起きない。最後の一瞬まで諦めずにいることで活路を見出すことができる。
本当に大切なことを学ばせてくれる作品です。
子どもに読ませたいマンガ④ | ワンピース
子どもに大人気の海賊冒険マンガ「ワンピース」です。
大人気の少年マンガですが、実は社会人にリーダーシップを学ばせる際の題材にもなるような作品なんです。
ワンピースから学べる事は次の通り。
- これからのリーダーシップのありかた
- 仲間のことを想う大切さ
それぞれの理由を詳しく説明します。
これからのリーダーシップのありかた
主人公のルフィは自由奔放なキャラですが、自分一人でできることには限界があって、周りの仲間に助けてもらう必要性を強く理解している人物です。
これはチームで仕事をしていく際にも同じことが当てはまります。どんなに能力の高い人でも一人でできることには限界があります。そのため、仲間に助けてもらいながら仕事を進められる人よりも成果をあげることは難しいのです。
ワンピースを通して次世代リーダーの心構えを自然と学ぶことができます。
仲間のことを想う大切さ
仕事でもプライベートでも仲間の存在は大きいものです。仲間を大切にできるかどうかで人生も大きく変わってくるといっても過言ではありません。
この作品からは仲間を大切にする心、仲間の必要性を学ばせてくれます。
子どもに読ませたいマンガ⑤ | 3月のライオン
将棋を題材とした人間関係や恋愛模様を描いた作品の「3月のライオン」です。
のめり込めるくらい話を理解するには少し難しいので、少しだけ大人向けかもしれません。
3月のライオンから学べる事は次の通り。
- 大切な人を想うことの大切さ
- 日本の文化のすばらしさ
それぞれの理由を詳しく説明します。
大切な人を想うことの大切さ
この作品の主人公はお世辞にも人間関係が得意とはいえません。しかし、そんな中でも周りの大切な人のおかげで人として成長していく様子が描かれています。
人間関係が得意ではない人は大勢いると思います。どんな人とでもうまく接することができる必要はない。周りの大切な人のことを想うことの大切さを学ばせてくれます。
日本の文化のすばらしさ
将棋は日本のすばらしい文化のひとつです。実は将棋自体はそこまで描かれていない作品ではあります。しかし、子どもが将棋に興味を持つという側面では十分でしょう。
この作品を通じて将棋を好きになったという人もこれからたくさん増えてくるはずです。
まとめ
子どもに読ませたいマンガを5作品ご紹介しました。
どの作品も有名なものなので目にする機会も多いと思います。たまには親から子どもにマンガをプレゼントするというのもありではないでしょうか。
今回紹介した作品はどれも子どもに良い影響を与えるものばかりです。上手く活用して子どもの成長を見守っていきましょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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