最近、在宅勤務をする機会が増えて、自宅にいながら仕事ができるようになったんだけど、通勤していた頃よりも疲れを感じる気がするの・・・。
それは、仕事とプライベートを上手に切り分けられていないことが原因だね!解決策を説明するね!
働き方改革の推進、新型コロナウイルス対策により在宅勤務という働き方が一般的に認知されるようになってきました。在宅勤務と聞くと会社に出社する必要がないので、通勤時間がゼロになって体への負担は少なそうというイメージを持たれると思います。
しかし、実際に在宅勤務をしてみると、往復何時間もかけて出勤していた頃よりも疲労を感じるということに陥る場合があります。
それはなぜか?
答えは、仕事とプライベートを上手に切り替えられていないからです。では、どうすれば在宅勤務という働き方を最大限に生かすことができるのか?ということを詳しく説明していきたいと思います。
- 在宅勤務を試してみたけど思ったより体への負担が大きいと感じていてそれを解消したい方
- 在宅勤務のコツを知りたい方
在宅勤務で疲労感を感じる理由
オフィスで仕事をしていた時と比較して、在宅勤務のほうが疲労を感じている方も多いと思います。職種によっても異なりますが、主な理由は次の通りです。
- 仕事とプライベートの時間を切り分けられていない
- 成果を上げることに追われやすくなる
- 体を動かさなくなる
それぞれ解説していきます。
仕事とプライベートの時間を切り分けられていない
在宅勤務における業務の開始と終了をどのように管理するのかは会社のルールによっても異なります。上司に連絡するパターン、特に連絡不要で自分で管理するパターンなど様々です。
しかし、どんな方法であっても共通して言えることは、パソコンが手元にある以上、業務の終了を宣言してもメールがきていないか気になったり、作業の進捗が遅れた場合は残業で挽回したいという気持ちになります。
仕事用のパソコンを家に持ち帰らないことが前提ですが、オフィスに出勤している場合は会社から一歩外に出たらその日の業務は終了となります。
しかし、在宅勤務の場合、自分で終了の区切りをつけない限り何時まででも仕事をすることが可能です。これにより、多くの方は通常出社での勤務時よりも長時間労働に陥りやすくなり、疲労が蓄積することになります。
成果を上げることに追われやすくなる
在宅勤務での業務の評価は、完全成果主義です。理由は簡単で上司からは成果しか見えないからです。
当たり前ですが、同じオフィスで仕事をしていれば、成果をあげるまでの過程も上司からは見えます。最終的に課題が発生して成果が得られないパターンでも、その過程の工夫や課題に対するリスク管理、解決策の立案なども評価対象になります。
しかし、在宅勤務の場合、仕事の過程を上司に見てもらうことはかなり困難といえます。よって、どんな成果をあげたかということに重きがおかれるわけです。こちらの記事で詳しく解説していますので、興味のある方は合わせてご覧ください。
体を動かさなくなる
最後の理由は体を動かさなくなることです。オフィスに出勤していれば自宅と会社までの往復、昼休憩、トイレ休憩などである程度体を動かす機会があります。
しかし、在宅勤務の場合は、家から外に出る必要はないので、下手すると全く体を動かさなくなります。ずっと椅子に座ってパソコンと向かい合っているのでは全身がこり気味になってしまい、疲れがたまりやすくなります。
在宅勤務のコツ~疲労感を抑えるには
では、在宅勤務で疲労感を抑えて、在宅勤務のよさを最大限発揮するにはどうすればよいでしょうか。
基本的には、先ほどご説明した疲労を感じるポイントを改善していくことが大切になってきます。それぞれ解決策をお伝えします。
仕事とプライベートの時間を完全に切り分けること
最初にお伝えしますが、在宅勤務で感じる疲労感を抑えたい場合に最も重要なことは、仕事とプライベートの時間を完全に切り分けることです。
仕事とプライベートの時間を完全に切り分けるために実践できること/実践すべきことは次の通りです。
- 1日でやるべき仕事を整理し、業務終了時刻を明確にすること
- 自分で決めた業務終了時刻がきたらパソコンのネットワークを切断し、パソコンの電源をOFFすること
- 次の日の業務開始までは絶対にパソコンを起動しないこと
これらを実践することで仕事とプライベートを完全に切り分けられるようになり、心身への負担を軽減することができます。
これだけのことで本当に変わるのか?と思われる方も多いと思います。物は試しで、誰でも簡単に実践できますのでまずは試していただき、効果の有無はご自身で判断してみてください。
成果をあげやすい業務を在宅勤務でこなすようにすること
在宅勤務が許可されている会社に勤めていても、1年間毎日在宅勤務というわけにはいきません。新型コロナウイルス対策のような非常事態に出社を控える指示があれば別ですが、通常は週の半分はオフィスに出社することが求められるのではないでしょうか。
言い換えると在宅勤務は多くても週の半分ということになります。その際に、オフィスでこなす仕事と在宅勤務でこなす仕事をきちんと仕訳けていくことが大切です。
先ほど説明した通り、上司から仕事の過程を含めて評価してもらいたいような業務は在宅勤務に持ち込むべきではありません。成果に追われると心身に負担がかかりますからね。
在宅勤務に持ち込む仕事は、できる限り単純作業で確実に成果の出るようなものがおすすめです。考え込むような仕事はオフィスに出社したときに対応するほうが効率的でしょう。周りに人がいると気軽に相談もできるので、1人で考えて悩む時間も減らすことができますからね。
できる限り体を動かすこと
あたり前の話でおもしろくないと思いますが、体を動かさなくなる対処法としては、体を動かそう!ということになります。
小さなお子様がいる場合は、オフィスに出社していると中々一緒に遊ぶ時間がとれないと思いますので、在宅勤務の時は時間を見つけて一緒に体を動かして遊んであげることがおすすめです。
子どもも喜ぶし、いい運動になって疲れが取れやすくなりますし、リフレッシュもできるでしょう。
まとめ
在宅勤務のコツをお伝えしました。急速に変わりゆく現代において、新しい働き方にチャレンジしていくことはとても重要になってきます。今回ご紹介したコツを1つでも実践していただき、より効果的な在宅勤務にしてもらえればと思います。
在宅勤務に興味を持たれている方には合わせてこちらの記事もおすすめです。在宅勤務で浮いた通勤時間にでもぜひご覧ください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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