住んでる地域の保育園の倍率が高くて入れる保証がないらしいの。共働きだから保育園に入れないと失業しちゃうよ・・・。
希望者数よりも受け入れ人数のほうが少ない地域も多いからね。100%入園できるようにはできないけど、入園確率をあげるためにできることを教えるね!
日本中で待機児童が増えていることは子育てされている方全員に共通する問題です。
共働きやシングルマザー(ファザー)の方は、保育園に子どもを預けられないと職場復帰できないので本当に困りますよね。子どもを保育園に入園させたい方は入園が決定するまでは不安な日々を過ごされていると思います。
市区町村によって保育園の入園方法が異なるので一概には言えませんが、入園確率を高めるため親が努力できることをお伝えします。不安や悩みを抱えたまま何もせずに祈っているよりは、できることは全てやっておきましょう。
- 希望の保育園に入園できるか不安な方
- 希望の保育園の入園確率を高めるためにやっておくべきことを知りたい方
落ちてから後悔しても遅い。認可保育園に入るために親ができる5つのこと
認可保育園の入園方法はお住まいの市区町村によって異なります。一般的にはポイント制が導入されていて、申込者多数の場合はポイントの高い人から優先的に入園が決定する仕組みです。
この場合、共働きでフルタイム勤務だとポイントが高く、どちらかがパートや時短勤務の場合はポイントが低くなります。
ただし、ポイントが同じ人が多数いる場合には、どのように決まるのかは役所職員の一存で決まります。申し込んだ側としては、なんとか入園できることを祈るしかないと思いがちですが、実はそうでもありません。
認可保育園に入園させるために親ができることが5つあります。それは次の通り。
- お住まいの地域の役所に行くこと
- 候補となる保育園を片っ端から抽出すること
- できる限り見学に行くこと
- 例年の希望者数と当落情報の傾向を収集すること
- 申請書に希望する園を10個以上記載すること
お住まい地域の役所に行くこと
保育園に入園させることを考えている方は、先ずはお住まいの地域の役所の保育課(子供支援や保育・幼稚園を担当している課)に行ってください。市区長村によって保育園の入園募集時期、申請方法、入園可否の判断基準は異なりますし、毎年変更になる可能性があります。
最近はネットでなんでも調べれば情報を入手できる時代ですので、直接窓口に足を運ぶ必要性を理解されない方もいると思います。ネットでの情報が最新になっているか、正しいのかを把握できるのであればそれでも問題ないのですが、残念ながら真偽を確かめる術はありません。保育園に入れたいと思っている人が嘘の情報をネットに書き込んでライバルを減らそうなんてことも考えているかもしれませんからね。
その点、窓口に行けば確実に最新の正確な情報を入手することができます。ネットで何でも知りたいことを調べられる現代だからこそ、直接足を運んで情報を掴みに行く大切さを思い出してください。ちなみに私は無事に子供を保育園に入園させることができたので嘘は書いていませんのでご安心ください。
候補となる保育園を片っ端から抽出すること
次にやるべきことは通える範囲の保育園を片っ端から抽出することです。家の近所の保育園は勿論、職場近くの保育園、通勤経路にある保育園など、実際に決まった場合に通える保育園を全て把握しましょう。
先ずは、どこにどんな保育園があるのかを把握しておかないと候補の選定ができませんので、どう考えても通えないと思う保育園以外は全てピックアップしてください。役所に行けば保育園の場所が示されたマップをくれると思うのでそちらを活用するのがおすすめです。
そして、全ての候補を抽出できたら現時点で希望する順位をつけてください。この順位は、知り合いから聞いた評判や通いやすさという視点でなんとなく決めておけばよいです。単純に家から近い順でも大丈夫です。
できる限り見学に行くこと
保育園の候補を抽出して順位付けが終わったら、時間が許す限り色々な保育園の見学に行ってください。
見学に行くべき理由は2点あります。
1つ目の理由は、自分の子どもを長ければ5年も預ける園としてふさわしいかを実際に見てから判断するほうがよいためです。
色々な保育園の見学に行って初めてわかることですが、園によって教育方針が異なるので、通っている子ども達の様子は全然違います。運動に力を入れている園、勉強に力を入れている園、規律を大事にしている園、など様々です。
小さいうちは元気に外でたくさん遊んで成長して欲しいと思っているのに、多くのカリキュラムに沿って室内で勉強ばかりする園に入れたら、望んでいた教育方針からはズレてしまいますよね。自分の目で園の教育方針や特色をしっかりと確認することが大切です。
見学に行くべき2つ目の理由は、保育園入園希望の申請をする際に見学したことをアピールするためです。市区町村によっては保育園の申請書に希望の園を書く欄と実際に見学に行ったかどうかを記載する欄を設けています。
これが直接当落選に影響するかは定かではありませんが、欄がある以上は意味があると思わなくてはいけません。いくらでも嘘の記載もできますが、実際に見学して損はありませんので、できる限り色々な園に行って、申請書に見学に行った旨を記載できるようにしておきましょう。
見学に行く順番は自由ですが、先ほどつけた希望順位が上位の園は確実に見学しておくべきですので、希望順位の上位から見学すればよいと思います。抽出した全ての園に見学にいけるのであれば順番は自由で構いませんが、全ては行ききれないと思われている場合は、希望順位の上位は抑えるようにしましょう。
例年の希望者数と当落情報の傾向を収集すること
保育園への入園は情報戦でもあります。
保育園を希望する地域に昔から住んでいれば色々な噂や情報が自然と入ってくるかもしれませんが、そうでない場合はいかに情報を仕入れるかがポイントになってきます。
当たり前ですが保育園への入園は、テストや面接で合否が決まるわけではないので、単純に保育園の受け入れ人数と申し込み希望者の数(その中でポイント制にはなりますが)で合否が決まります。
例年人気のない園を希望してみるか、例年は人気があるから周りの人も敬遠して希望者が減るかもしれない望みをかけて申請するか、考えだしたらとまらなくなってしまいます。
とはいえ、何も考えないのはリスクが高いので、お住まいの地域の子育て支援センターや役所の担当などから毎年希望者の多い園や、実際の評判、例年の合否(何人希望したのに落ちているか)の傾向を調査しましょう。
受け入れ人数が数人なのに、毎年人気のある園はあえて申請から外すなどの作戦が考えられますので、例年の傾向と見学した結果を踏まえて申請所に記載する希望順位をじっくりと考えましょう。
申請書に希望する園を10個以上記載すること
最後のポイントは、申請書に最初から用意されている希望園を書く欄よりも多くの園を記載することです。沢山の希望園を記載する理由は、沢山記載するほうがどこかで引っかかるチャンスが増えることと、どうしても保育園に入れたいという本気度を見せることです。
沢山記載するほうがどこかに入れるチャンスが増えることは理解できると思います。本気度を見せる必要性はご理解いただけますでしょうか。本気で保育園に入りたいと思っている方にとっては腹立たしいことかもしれませんが、世の中にはあえて保育園に落ちることで育児休暇期間を伸ばしたいと考えている人が多くいるのも事実です。
そのような人は落ちそうな園(人気があって応募が多数になるそうな園)を第一希望にして、第二希望以下を記載せずに提出してきます。そのため、そのような人とは違ってどうしても保育園に入れないと困るということを沢山の希望園を記載することで表現することが大事になってきます。
実際、わが家でも第十四希望まで記載し、全ての園を見学済み(実際に全て見学しました)として申請しました。
結果的には、都内でも子どもが多く激戦区と呼ばれる地域でしたが、奇跡的に第一希望の園に入園することができました。近所の方に話を聞くと、同じ園を第一希望にして落ちている人が沢山いることがわかり、落ちた人は第二希望や第三希望くらいまでしか記載していなかったこともわかっています。
わが家の地域は両親の仕事などでのポイント数で当落を判断するのですが、同じポイントの人でも落ちている人がいました。勿論、たまたま抽選でわが家が選ばれた可能性もありますが、最後に決めるのは人のはずなので、入園させたいんだという本気度が伝わったことがこの結果につながったと考えています。
まとめ
保育園に入れるか入れないかが子どもが生まれてから最初の関門といっても過言ではない時代になっています。全員が希望の園に入れれば何も問題はありませんが、現実はそうはいきません。
子どもの貴重な幼少期を過ごす環境は親の目でしっかりと確認し、子どものためになる園を真剣に選んであげましょう。
また、その上で希望の園に入れるようにできる限りの努力をしておきましょう。やってダメならともかく、できることがあったのに何もせずに落ちたら後悔しますよ。
- 保育園にどうしても入れたいのであればできる限りの努力はしよう!
- 役所に行き、保育園の申請方法や入園可否基準を把握しよう!
- 通える範囲の園を全て抽出しよう!
- できる限り多くの園に見学に行こう!
- 申請書の希望園は最低10個は記載しよう!
- 良い結果がでることを信じて積極的に活動しよう!
以上、希望の園に無事に入れることを祈ってます。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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