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子どもの習い事の選び方。興味・能力向上・将来性どれを重視しますか?

こまり

子どもの習い事ってどうやって選べばいいのかな・・・。

みすけ

自分がやってた習い事をさせることが多いようだけどそれは避けたいね。ポイントは子どもの興味・能力向上・将来の有用性の観点で考えることだよ!

多くの方が人生で一度は習い事をしたことがあるのではないでしょうか。ピアノ、水泳、書道、サッカー、野球、バレー、塾、英会話・・・定番の習い事だけでもたくさんの種類があります。

多くの習い事の中から子どもに習わせたいものを選ぶのって大変ですよね。月謝もかかるし、習い事によっては送迎や付き添いが必要になるため多くの時間を取られることになります。習える数にも限りがあるので適当に選ぶわけにはいきません。

子どもが続けてくれて良い影響があれば報われますが、必ずしもうまくいくとは限らないのが現実です。

では、多くの習い事から自分の子どもを通わせたい習い事はどうやって選べばいいでしょうか。自分が昔やっていた習い事をさせているという方も少なくないはずです。しかし、それはおすすめしません。

本記事では子どもの習い事を選ぶポイントを詳しく解説します。

この記事はこんな方におすすめ
  • 子どもの習い事を選ぶポイントを知りたい方
  • 子どもにどんな習い事をさせようか迷っている方
目次

子どもの習い事の選び方

子どもの習い事の選び方

あなた自身が子どもの頃に習っていた習い事を、あなたの子どもにも習わせるという方が非常に多いようです。自分が経験しているので安心して習わせることができるのですが、自分がやっていたからという理由だけで子どもの習い事は選ばないほうがよいです。

理由は、昔と今では環境や時代背景が異なるためです。習い事にも流行があります。昭和の頃だと「そろばん」が代表的ですかね。令和の今だと「ラグビー」なんかが習い事の流行にあたります。

そろばんはいまでは一切できなくても支障のない時代になっています。ラグビーは将来もっと盛んになっている可能性もありますが、競技人口が大幅に減少している可能性もあります。

つまり、過去に自分が習っていたということだけで時代背景を考慮せずに習い事を選ぶのは危険ということです。

では、どうやって選べばよいのでしょうか。ポイントは次の3つの視点で考えてあげることです。

  1. 子どもの興味・関心を重視する
  2. 子どもの能力・スキル向上を重視する
  3. 子どもの将来の有用性を重視する

それぞれ詳しく説明します。

子どもの興味・関心を重視する

1つ目の方法は、子どもの興味・関心の強いことを習わせてあげるという選び方です。

子どもの年齢にもよりますが、大きくなってくるにつれて自分に意志が明確になってきます。子どもが自分で興味の持てたことを習い事にすることで、楽しんで自然と長続きするという効果が生まれます。

子どもの習い事は長く続けられるかが大切ですので、その点でこの選び方は有用性が高いです。

大人になってからも同じですが、自分が選んだことのほうが楽しくて長く続けられますよね。それと同じ理屈です。

子どもが自らの意思で何かをやってみたいと言ってきたら、親としては最大限協力してあげてください。

習い事によっては道具一式を揃える初期投資がかかるものもあります。習える場所が限定的で送迎に時間がかかってしまうこともあります。親としての負担は増えますが、子どものために親としてできることはどんな形であれば協力してあげられるよう工夫してみましょう。

その際の注意点として、「初期投資がかかったんだからやめたらダメ」とか、無理に続けさせるようなプレッシャーをかけてはいけません。そんなこと言っても子どものやる気がそがれるだけで何一つプラスになることはありませんからね。

子どもの能力・スキル向上を重視する

つづいての選び方は「子どもの能力・スキル向上を重視する」ことです。

能力・スキルの観点としては、例えば、

  • リズム感
  • 運動神経
  • 泳力
  • 計算力

などがあげられます。

伸ばしたい能力・スキルを決めたら、それに適した習い事を選択します。リズム感ならピアノ、運動神経なら器械体操やサッカー、泳力なら水泳、計算力なら暗算や算盤といった感じです。

子どもに身につけて欲しい能力やスキルを選ぶことさえできれば習い事が簡単に決まるのが特徴です。音楽、運動、芸術、学力、どれを伸ばしていきたいかを軸として考えてみるのがいいでしょう。

子どもの将来の有用性を重視する

子どもの将来に有用かどうかで選ぶ方法です。先ほどの能力・スキル向上を重視するのと似ていますが、こちらはより将来に必要となるスキルの向上を重視した選び方になります。

例えば、どんな仕事でも英語が必要な世の中になってきたから英語を習わせたり、プログラミングの重要性があがってきたのでプログラミングを習わせたり、といった感じですね。

将来どのようなスキルが必要となるかを見極める力が必要になりますが、先見性があれば確実に子どものためになる習い事を選ぶことができます。

興味・能力向上・将来性のどれを重要視して選べばいいか

 興味・能力向上・将来性のどれを重要視して選べばいいか

習い事を選ぶ際のポイントは理解いただけたと思います。次の問題点は、①興味・関心、②能力・スキル向上、③将来の有用性のどれを重視して習い事を選べばいいかということです。

これは非常に難しい問題ですし、ご家庭の教育方針によっても異なります。

どれが正解という話ではないのですが、僕が最も重要視すべきだと思うのは「子どもの興味・関心」です。

なぜなら子どもにはやりたいことをやらせてあげることが最も成長を期待できるからです。

勿論、子どもの将来のことを想うと、能力やスキル、将来の有用性にフォーカスしてあげるほうがメリットはあります。しかし、大事なこと・尊重すべきことは子ども自身の意思です。

子ども自身の関心・興味のあることを習い事にしてあげることで次の効果も期待できます。

  • 自分が好きなことなので継続しやすい
  • 能力が向上しやすい
  • 成長を感じられて新しいことにチャレンジする気持ちが芽生える

やはり自分が興味を持ったことにチャレンジできるので副次的な効果がすごく期待できます。大人になってからも同じですが、誰かに決められたことをやるのと、自分が選んでやることではモチベーションが違いますよね。

まとめ

子どもの習い事の選び方として3つのポイントをお伝えしました。「子どもの興味・関心」、「能力・スキルの向上」、「将来の有用性」の観点で考えてみることでいままで思いつかなかった習い事がみつかるかもしれませんよ。

ポイントはお伝えしましたが、最も重要なのは子どもの意志です。親が習い事を選ぶのではなく、子どもの興味・関心の視野を広げられるように働きかけて、子どもの意志を吸い上げていくことを心掛けてください。

子どもの頃に習ったことって意外と大きくなってからも蓄積されています。ぜひ、いまの子どものため、将来の子どものためにもよりよい習い事に出会えるように親としてできることはなんでも協力してあげましょう。

ちなみに、早ければ2歳頃から習い事を始める方もいらっしゃいますが、2歳の子どもに習い事は不要です。詳しくはこちらの記事で解説しましたのでご覧ください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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