ギターを始めたいんだけど、アコギとエレキはどっちにすればいいんだろう・・・。
同じギターでも全くの別物だからね。どっちから始めるかの選び方を教えてあげるね!
ギターの種類は大きくアコースティックギター(通称アコギ)とエレクトリックギター(通称エレキ)に分けられます。
ギターを始めようと思って色々調べてみたけど、アコギとエレキのどっちを買えばいいのかわからない。というのはギターを始める方に共通した悩みですね。
エレキのほうが見た目がかっこよかったからエレキにした!とかアコギだとアンプとかシールドのような周辺機器がなくても演奏できるみたいだからアコギにした!という方もいるようですが、その選び方はおすすめしません。
できれば適切な選び方でどっちから始めるかを決めたほうがいいです。というわけで、ギターを始めるときにアコギとエレキのどっちにすればいいのかを選ぶポイントをお伝えします。
ちなみに、僕は元バンドマンでギターを20年以上弾いています。もちろんアコギとエレキどちらも弾き倒してきました。そんな僕からアコギとエレキの選び方のポイントをお伝えするのでぜひ参考にしてみてください。
- ギターを始めたいけどアコギとエレキのどちらにすればいいか選び方を知りたい方
- アコギとエレキのどちらを弾くほうがギターが上達するか知りたい方
アコギとエレキの選び方。初心者が初めて弾くにはどっちがいいのか
初めて弾くギターをアコギにするかエレキにするかはどうやって選べばいいのでしょうか。
ぶっちゃけて言うとどっちでもいいです。
しかし、理由もなくどちらかを選ぶことはおすすめできません。どっちから始めてもいいんですけど選び方はあります。
以下に質問を列挙します。これらの質問への回答によってアコギとエレキのどちらから始めるべきかを判断することができるのです。
- バンドを組みたいかどうか
- 弾き語りをしたいかどうか
- 好きなアーティストがメインに弾いているギターの種類は何か
- 大きな音で練習できる環境かどうか
- 長くギターを続けていく強い意志はあるか
バンドを組みたいかどうか
バンドを組みたいですか?
この答えがYesと言う方は、エレキを選んでください。
バンドの場合はエレアコといって見た目はアコギでアンプから音を出すタイプのギターもあるのですが、一般的大多数はエレキギターです。
特に、これからバンドを組みたいと思っているなら間違いなくエレキが必要になります。
バンドを組みたくてギターを始めるのであれば最初はエレキを選択しましょう。
弾き語りをしたいかどうか
ギターを始めたら弾き語りをしてみたいですか?
この答えがYesと言う方は、アコギを選んでください。
弾き語りは基本的にはアコギで行います。もちろんエレキで弾き語りをする方もいますが、初心者であれば基本には忠実になるべきです。
アコギであればギター1本さえあればどこでも弾き語りができるようになりますよ。弾き語りに興味がある方は絶対にアコギを選択しましょう。
好きなアーティストがメインに弾いているギターの種類は何か
ギターを始めたいと思われたのであればギターを演奏するアーティストに興味があるはずです。好きなアーティストがメインに弾いているギターはアコギとエレキのどちらですか?
この答えと同じギターから始めるのがいいですよ。
大きな音で練習できる環境かどうか
大きな音で練習できる環境はありますか?
この答えがNoと言う方は、エレキを選んでください。
アコギの良さは生音が綺麗に響くことです。しかし、家で練習する上ではそれがデメリットになる場合もあります。
お住まいの環境によっては音を出すと隣人に迷惑になる可能性もあります。そのような環境でアコギを練習するのは無理があるでしょう。
一方で、エレキであれば生音はさほど大きくないのでアンプからヘッドフォンで音を聴いたりすることで問題なく家でも練習ができます。
初心者であればできるだけギターに触れる時間を増やすほうが早く上達できるのでおすすめです。そのためにはエレキを選択するほうがよいです。
どうしても家で大きな音が出せない環境でもアコギがやりたい場合は、スタジオやカラオケで練習したり工夫をすれば全然問題ないので、それだけの理由で諦めないでくださいね。
その場合は家ではエレキで練習して、外ではアコギを練習するなどの使い分けでも全然かまいませんよ。
長くギターを続けていく強い意志はあるか
長くギターを続けていく意思はありますか?
この答えがYesという方は、アコギを選んでください。
アコギとエレキでは奏法が大きく異なります。しかし、基本的なコードに限っていえば全く同じです。そして、コードを正確に抑えられないと綺麗な音を出すのが難しいのはアコギです。
つまり、コードを正確に抑える練習にはアコギのほうが向いています。エレキでなんとなく音が出ている気がしても、アコギでは全く鳴っていないなんてことはギター中級者でもよくある話です。
ギターを長く続けていく意思があるのであればコードというギターの基本はしっかりとマスターしておいて損はありません。それには変な癖がつく前からアコギで練習しておくことをおすすめします。
アコギのエレキを両方同時に練習してもよいか
アコギとエレキの選び方はわかったけど、どっちも楽しそうだから両方練習したいという方もいらっしゃいますよね。僕もそうでした。
どちらか片方に集中して練習するのと、両方同時に手を出すのではどちらがいいのでしょうか。
僕の経験上、両方を同時に手を出すのもありだと思っています。
なぜなら、アコギにはアコギの、エレキにはエレキの弾き方があり、ギターを続けていく上ではどちらも大切だからです。
アコギは先ほども述べましたがコード弾きが基本になります。コードを正確に抑える練習はアコギで実施するほうが効果が高いです。また、指で弦を鳴らす練習もアコギならではのテクニックです。
エレキはカッティングやミュート、チョーキング、オルタネイトピッキング、スイープ、いろいろな奏法があります。また、エレキの場合はエフェクターやアンプのセッティングで音作りも学ばなくてはいけません。
もちろん、どちらかを極めたいという強い意志をお持ちの方であれば、片方に注力するほうがよいでしょう。
しかし、純粋にギターを楽しみたい方や、作曲や編曲に興味がある方は幅広いテクニックを身につけておいて損はないので両方やっていくのがいいです。
僕の場合は、大きな音を出せる昼間から夕方はアコギの練習。朝方や夜はエレキの練習と切り替えて取り組んでいました。
ギターを弾くことが楽しくて仕方なかったので休みの日は朝起きてエレキ、途中からアコギ、夜になったらエレキという習慣ができあがっていましたよ。
そのおかげでいまではアコギもエレキも楽しく演奏ができるレベルにはなっています。
まとめ
最初に手に取るギターとしてアコギとエレキをどうやって選べばいいのかということをお伝えしました。
どちらも間違いなく弾いていて楽しいのでどっちでもいいのですが、どうせ練習するならあなたの目指す方向性にあったギターを選択してほしいです。
それには、以下の質問への回答に応じて選ぶということが簡単でおすすめです。ぜひ、上達目指して楽しんでギターに取り組んでみてください。
- バンドを組みたいですか?→Yesの場合はエレキ
- 弾き語りをしたいですか?→Yesの場合はアコギ
- 好きなアーティストがメインに弾いているギターの種類は何ですか?→回答と同じギター
- 大きな音で練習できる環境ですか?→Noの場合エレキ
- 長くギターを続けていく強い意志はありますか?→Yesの場合アコギ
最後に、初心者におすすめのギターをそれぞれ簡単にご紹介しておきます。まずは、アコギの場合は、K.YAIRIのギターをおすすめします。やはりアコギは生音の響きが命です。K.YAIRIのギターであれば初心者でも気持ちのいい綺麗な音を鳴らすことができます。
少し価格は高くなりますが、安物のギターで練習するより、絶対に楽しいですし、良い音で練習できるので上達も早くなるはずです。
エレキについては、好みのジャンルによってもおすすめは変わりますが、そこまで高くなく品質もしっかりとしたギターとしてはFERNANDESのギターがおすすめです。
プロでも使っている方は多くいるメーカーですので安心して使うことができます。変な癖がないことも初心者におすすめな理由です。
ちなみに、ギターを始める際に目にする初心者セットのとして売られているギターはおすすめしません。詳しくはこちらの記事が参考になるのでご覧ください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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