在宅勤務を続けているうちになんだか気分が落ちてきちゃって・・・。
在宅勤務だと気分が落ちる人と逆に気分が上がる人に分かれてしまうね。気分を落とさないためには自己承認がポイントだよ!
新型コロナの影響で在宅勤務という働き方が急速に広がりました。大企業のなかには新型コロナが収束した後も引き続き在宅勤務をメインとした勤務形態にしていくという会社もでてきています。
在宅勤務は誰からも見られないのでサボっていてもばれなそうとか、通勤電車に乗らなくていいから楽でうらやましいというイメージを持たれることが多いです。
しかし、実際には人によってはかなり過酷な働き方ですし、在宅勤務によって鬱になるような人もでてきています。
しかし、通常勤務よりも在宅勤務のほうが働きやすくて気分も上がるという人もいます。どこに違いがあるのでしょうか。
ポイントは自己承認できているかどうかにあります。
今後は在宅勤務時代に突入していくことが想定されるので、在宅勤務で気分を落とさなくて済むように対処方法を把握しておきましょう。
- 在宅勤務で気分を落とさない方法を知りたい方
- 在宅勤務で自己承認する方法を知りたい方
在宅勤務で気分を落とさない方法は自己承認すること
在宅勤務で気分が落ちてしまう人と気分が上がる人。どんな違いがあるのでしょうか。まずはそれぞれの人の特徴をみていきましょう。
在宅勤務で気分が落ちてしまう人の特徴
在宅勤務で気分が落ちてしまう人の特徴は次の通りです。
- 他人からの承認で自分の価値を見出している人
- 他人との関わりが好きな人
- 誰かの助けになりたいという思いが強い人
他人からの承認で自分の価値を見出している人
誰でも多かれ少なかれ他人から承認されることで自分の存在意義を感じることってありますよね。自分だからこそ成果が認められると嬉しいものです。気分もあがりますよね。
在宅勤務では自分の仕事が他人からは見えにくくなります。そのため、成果を他の人に認めてもらえる機会も減ってしまいます。
直属の上司は部下を評価することが仕事なのである程度は見てもらえるはずですが、どうしても機会は減ってしまいます。
そのため他人から認められることが仕事の生きがいだと感じている人は在宅勤務になると気分が落ちてしまう傾向にあります。仕方のない話ではありますが、他人からの承認に依存しすぎていると危険です。
他人との関わりが好きな人
誰かとすれ違ったときや誰かを見かけたときにどうしても話しかけたくなる人っていますよね。人との関わりが好きな人ほどこの傾向にありますが、コミュニケーションを取りたくて仕方ないのです。
積極的に他人と関われる人は直接仕事に関わらないような情報も含めて事情通になることが多いです。知り合いも増えるし情報も増えるので、仕事に良い効果を与えているという方も多いはずです。
しかし、在宅勤務だと当たり前ですが、誰かとすれ違ったり誰かを偶然見かけたりする機会はゼロになります。雑談したくてもできません。
この環境にストレスを感じてしまう人は在宅勤務だと気分が落ちてしまう傾向にあります。
誰かの助けになりたいという思いが強い人
誰かを助けてあげたり、誰かに何かを教えたりすることが好きな人もいますよね。普段の仕事だと困っている人は同じ空間にいれば察知することができました。何かわからないことがある人から質問を受けることもできたはずです。
これが在宅勤務だとなくなります。誰が困っているかなんて知る術はありません。
誰かを助けてあげたいのにそれができないもどかしさから気分が落ちてしまう傾向にあります。
在宅勤務で気分が上がる人の特徴
在宅勤務で気分が上がる人の特徴は次の通りです。
- 自分の成果を自分で評価できる人
- 自分のペースで仕事を進めたい人
- ほめてくれる上司や同僚が周りにいない人
自分の成果を自分で評価できる人
自分の成果を自分で評価できる人。それで満足感を得られる人は在宅勤務では周りの目を気にせず自分の仕事に没頭できるため気分が上がりやすいです。
仕事で重視する点が他人からの評価ではなく、自分で納得できる成果をあげられたかどうかということになるため、誰かに見てもらう必要がありません。
職人や専門性の高い仕事をしている方に多いのですが、自分中に美学やこだわりが強く、自分で自分のことを評価できる人は在宅勤務で気分を上げて仕事に取り組むことができます。
自分のペースで仕事を進めたい人
仕事の進め方を指示されたくないという方も多いですよね。在宅勤務だと仕事をする時間はかなり自由に調整可能です。好きなタイミングで仕事ができるので自分のペースで仕事を進めたい人にとっては天国のような状態になります。気分も上がります。
ほめてくれる上司や同僚が周りにいない人
これは本人ではなく周囲の環境の話ですが、普段の仕事でほめてくれる人が少ない環境で働いている人は在宅勤務になると気分が上がりやすい傾向にあります。
上司や同僚が近くにいて自分の仕事を見ているのに何もほめてくれないならいないほうがましという感覚になるためですね。
また、ほめてくれないばかりか、怒ったり文句をいったりする人が多い環境でも在宅勤務だと解放されるので気分が上がるというパターンもあります。
在宅勤務で気分を落とさない方法
在宅勤務で気分が落ちる人の特徴と気分が上がる人の特徴を比較すると次のことがわかります。
- 気分が上がる人は他人依存性が少ない
- 普段から劣悪な環境にいる人は在宅勤務のほうが気分が上がる
環境は人によって異なりますし、自分でコントロールできないので今回は「他人依存性が少ない」ということに着目します。他人依存性が少ないということを言い換えると自己依存性が高いということになります。
自己依存性というと自己中心的な考えをもっている人のようなイメージかもしれませんが、よい言い方をすると自己承認が上手な人といえます。
マラソンランナーの有森裕子さんの「自分で自分をほめたいです」という有名なセリフを聞いたことのある方は多いと思いますが、まさにこれですね。
在宅勤務で気分を落とさないためには、自分で自分をほめること(自己承認)がとても重要です。自分で自分をほめることができ、それで気分を上げることができたら在宅勤務でも問題ないですよね。
上手に自己承認する方法
在宅勤務で気分を落とさない方法は「自己承認」することです。しかし、いままで自己承認なんてしたことがないから在宅勤務で気分が落ちてしまうんだという方もいますよね。
自己承認ってどうすればいいのでしょうか。
実はそんなに深く考える必要はないんです。
ポイントさえ押さえれば誰でも上手に自己承認できるんです。そのポイントは次の通り。
- 目標を明確にすること
- 1日のなかに細かい目標をたくさん設定すること
- 目標を達成したら自分をほめること
簡単そうですよね。
基本的な流れは、「仕事をする前に目標を明確にする」→「設定した目標を達成する」→「自分をほめる」という感じです。
目標を設定する理由は、達成したかどうかを判断する指標にするためです。設定した目標を達成したらほめる。ただそれだけなんです。
ほめる機会は多ければ多いほど気分をあげられるチャンスが増えることになるので、1日のなかに細かい目標をたくさん設定することが大事です。例えば、
- 受信したメールは全て30分以内に返信すること
- 午前中に提案書を提出すること
- 午後一で午前中の進捗を上司に連絡すること
- 18時までに明日の目標を設定すること
と言った感じでOKです。簡単にクリアできる目標から少し頑張らないと達成できない目標までバランスよく設定できるとなおよいです。
まとめ
在宅勤務がますます広がっていくなかではいかに在宅勤務中に気分をあげて仕事に取り組めるかが大事になってきます。在宅勤務で気分を落とさないためには「自己承認」が大切ということをお伝えしました。
自分で自分をほめまくることで気分を高められるようにしておけばどんな時代になっても生き抜くことができますよ。ぜひ、少しづつ慣れておきましょう。
その他在宅勤務のコツを知りたい方はこちらにまとめたのであわせてご覧ください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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