来月久しぶりに海外出張が決まったの。でも、久しぶりすぎて何を準備したらいいかわからないよ・・・。
たまにしか海外に行かないと準備するとき不安になるよね。海外に不慣れな人でも安心して準備ができるように持ち物をまとめたよ!
突然ですが、どれくらいの頻度で海外出張に行かれますか?
多い方だと年10回以上行く方もいると思います。頻繁に海外出張に行く方であれば慣れているので出張準備に困ることはありませんよね。
しかし、年に1回か多くて2回しか海外出張に行かない方は、毎回忘れた頃に出張がやってくるので何を準備すればよいのか悩むことになります。同じくらいの頻度で出張に行かれている方にはご理解いただけると思いますが、1年に1回程度では全然慣れないんです。
海外に慣れている人であれば、足りない物は現地で調達すればいいというスタンスかもしれません。しかし、海外に不慣れな方にはそんな余裕はないはずです。必要な持ち物は忘れずに日本から持っていく必要があります。
そこで、年1回程度しか海外出張に行かない人でも安心して準備ができる持ち物リストをご紹介します。
- 海外に不慣れで海外出張に持っていくべきアイテムを知りたい方
- 海外出張準備の持ち物に不安に感じている方
年1回しか海外出張に行かない人でも安心の持ち物リスト
海外出張時の荷物は空港で預けるスーツケースに入れるものと、機内にも手持ちするものに分けることができます。そこで、海外出張に忘れずに持っていくべきアイテムを「スーツケースに入れて持参するもの」と「手持ちするもの」に分けてご紹介します。皆さんの出張準備のお役にたてれば光栄です。
スーツケースに入れて持参するもの
まずはスーツケースに入れて持参するべきアイテムをご紹介します。つまり、現地に到着してから活躍するアイテム達のことです。
仕事着
仕事での出張なのでこれを忘れる人はいませんが仕事着は必須です。性別や職業によっても異なりますが、一般的には男性の場合はワイシャツ、ネクタイ、黒いソックス、女性の場合はシャツ、タイツ、パンツスーツとかでしょうか。あと、一番忘れがちなのがベルトですので注意してください。
出張日数+1日分は持っていくようにしましょう。出張中に服が汚れて急に追加の1着が必要になるかもしれないので安心材料として予備も入れておくのがポイントです。
仕事着がスーツの方は、スーツがしわにならないようにガーメントバックを利用しましょう。ガーメントバックはスーツをしわにならないように綺麗に 畳んで収納できるカバンです。
また、ワイシャツはワイシャツケースがおすすめです。色々な収納枚数のタイプが販売されています。出張期間によるのですが5枚くらいを綺麗に畳んで収納できるタイプを持っておくと使い勝手がいいのでおすすめです。
僕の仕事は出張中はスーツが基本なので海外での仕事でもスーツを着用します。荷物がかさばるのでいつも替えのスーツを持っていくかはかなり悩みますが、スーツケースの容量に余裕があれば替えのスーツを持っていくことをおすすめします。
海外ではよく聞く話ですが、背後からケチャップや手に持っているアイスをわざとかけたりぶつけたりしてスリの機会を伺うという事件が発生します。スリも怖いのですが、もしその時に着ている服がスーツだったと考えるとぞっとします。最悪の事態に備えて替えのスーツも準備しておきましょう。
仕事終わりに着る普段着
出張先の地域にもよるのですが、日本人がスーツなどの仕事着で街をうろうろするのは安全上おすすめできません。欧米への出張だと日本人ってだけで目立つのに仕事終わりに夜ご飯を食べに行く時にもスーツ姿だと余計に目立ちます。また、アジア方面への出張の場合は、日本人というのはあまり目立たなくて済みますが、スーツなんて着ていたら目立ちまくります。
お金を持っていると思われてスリや犯罪に巻き込まれるのは避けたいので、仕事が終わったら普段着に着替えるのがおすすめです。基本的に出張中は毎日普段着も使うと考えて出張日数分の普段着を持参しましょう。普段着に合わせて履く靴も忘れずに持参しましょうね。
下着
下着を忘れることはないと思いますし、最悪の最悪着替えなくても死ぬことはありません。しかし、社会人としては身だしなみを整え清潔でいることは最低限のマナーです。絶対に忘れないように準備しましょう。
かさばるものではないので出張日数+α持っていくようにしましょう。帰宅時の荷物を減らすためにまだ着られるけど捨てようかなっていうレベルのものがあれば積極的に持って行って捨ててくるのもテクニックのひとつですよ。
ホテルで履くスリッパ
国内のビジネスホテルだと大抵の場合はスリッパは準備されているので持参する必要はありません。しかし、海外のホテルだとスリッパが置いてあることのほうが少ないです。初めて海外に行かれる方は驚かれるかもしれませんが、そこそこの高級ホテルでも置いていないことのほうが多いです。
日本のホテルには必ずといっていいほどスリッパは置いてあるので、スリッパがなくて困ったという経験をしたことがある人は少ないかもしれません。そのため、どんな場面で困るかは想像しにくいですよね。
ズバリ、一番困るのはシャワーを浴びたあとです。
スリッパがないとシャワーを出てからベッドまで行くのに靴を履くか、裸足で移動することになります。いくらタオルで拭いたからといっても、微妙に濡れた素足で日中ずっと履いていた靴は履きたくありませんよね。ましては、せっかくシャワーを浴びたのに土足で歩き回っている床を裸足で歩くなんてもってもほかです。
という訳で、日本の100円ショップでスリッパを購入して持って行き、出張の最終日に捨ててくることがおすすめ。帰国時の荷物をできる限り減らしたいということと、海外のホテルの床を歩いたスリッパをスーツケースに入れて持ち帰って再度使い回したくないことが理由です。
100円のスリッパでも数日ホテルで履く分には何も問題ありませんし、100円なら数日の利用で捨てても気になりませんしね。
最近の100円ショップだと洗えるスリッパも販売されていますが、洗ってまで使い回すよりも、1年に1度の出張に合わせて購入するほうが手間は少なくすみます。何度も購入しに行くのが手間であれば一度に5つくらい購入して5年間は再度購入しなくて済むようにしておくのも手です。ご自身が一番楽な方法で準備されるのがよいでしょう。
アメニティグッズ
ホテルにスリッパがついていないことと同じくアメニティグッズもついていない場合があります。シャンプー、リンス、ボディウォッシュ、洗顔、男性であれば髭剃りは持って行くようにしましょう。
男性の場合に特に気をつけないといけないのが髭剃りです。
石鹸類はなくても最悪の場合お湯で流しておけば数日くらいなんとでもなりますが、髭は剃ることができないとどうしようもありません。海外での仕事の場合の身だしなみは日本よりも緩いかもしれませんが、上司が同行している場合などは無精髭で現れたら確実に怒られることになるので髭剃りだけは忘れずに持っていきましょう。
ボディタオル
シャワーの時に体を洗うタオルですね。僕はシャワーを浴びるときに体をボディタオルで洗いたくなる派です。なくても支障はありませんがあると少し嬉しくなります。ということで必ず日本から持っていくアイテムです。
ここでも100円ショップの出番ですが、僕は100円のボディタオルを持っていき、スリッパ同様最終日に捨ててきます。濡れたままのボディタオルは持ち帰りたくありませんからね。
国内のビジネスホテルに宿泊することが多い方は、水で塗らすと膨らむ体を洗うためのスポンジを多めに持ち帰ってきてストックしておき海外出張時に持っていくのも便利でいいですよ。
お茶やスポーツ飲料水
僕が個人的に海外出張に行って一番困ることになるのは飲み物です。ミネラルウォーターが苦手なので、海外で購入できる飲み物はジュースか美味しくないスポーツ飲料水になります。
ジュースでもいいのですが、寝る前や寝起き時には飲みたくありませんよね。そのため、僕はお茶か日本で購入できるスポーツ飲料水のペットボトルを数本持っていきます。
出張期間にもよりますが2Lのペットボトルを2本持っていくことが多いです。多く持って行き過ぎた場合は捨てて帰ってくればいいので行きの飛行機の荷物の重量制限の範囲内で持っていくことがおすすめです。
この時、ペットボトルに直接口をつけて数日飲むことに抵抗を感じる方は、日数分のストローを持っていくのも忘れないようにしましょう。
電源の延長ケーブル
日本のビジネスホテルでも同じことが言えるのですが、枕元にコンセントのないホテルって結構あります。
スマホを充電しながらアラームをセットすることが一般的だと思いますので、充電しながら枕元にスマホをおけないと困りますよね。そんなときに必要になるのが電源の延長ケーブルです。
ケーブルは長ければ長いほどどんなホテルでも対応できるのでよいです。更に、延長ケーブルの良い所は、海外の場合コンセントのタイプが異なる場合が多いので変換プラグも必要になりますが、変換プラグ1つで、複数のデバイスを接続できるようになることです。
ジップロックやビニール袋
海外での領収書をまとめたり、脱いだ服を入れたり、洗顔用洗剤やシャンプーなどを入れたり、色々な場面でジップロックやスーパーのビニール袋があると活躍します。
封ができると助かるケースにはジップロック、封が必要ない場合はビニール袋になんでも入れて整理しておくと帰国準備や帰国後の片付けの際に楽ができていいですよ。かさ張らないので色々な大きさの袋を何枚か持っていきましょう。
タオルや身だしなみグッズ
ハンドタオルはホテルにもありますが念のため持っていきましょう。また、身だしなみグッズとして、鼻毛を切るハサミは持参しておくことがおすすめです。
出張先にもよりますが、日本よりも空気が汚い場合が多いと思います。空気が汚くて一番早く反応するのが鼻毛です。鼻毛が出ていると印象が悪いですよね。いざというときに切れるように忘れずに準備しておきましょう。
手持ちするもの
つづいては手持ちの荷物として準備しておくべきアイテムです。
パスポート
手持ち荷物として当たり前ですが、最重要でそもそも忘れると日本から出ることもできないのがパスポートです。これに関しては年1回しか海外出張に行かない方のほうが慎重になって準備するので忘れることは少ないと思います。逆に慣れすぎると気が抜けて忘れてしまうので注意が必要です。
パスポートはパスポートケースに入れておくことで準備も簡単ですし持ち運びも楽ちんですよ。スキミング防止タイプのケースがおすすめです。
eチケット
航空券のことですね。実際には、多くの国ではパスポートがあればeチケットはなくても登場手続きができるので使うことはありません。しかし、一部の国ではeチケットの提示を求められることがあるので念のためスマホに登録した上で印刷をして1部持参するようにしましょう。
スマホかタブレット
これも今の時代忘れる人はいないと思いますが、海外では日本以上にスマホの存在が大きくなりますので確実に持っていきましょう。
中国などGoogle Mapが使えない国もありますが、移動するときはGoogle Mapが非常に便利です。わからない言葉もすぐに翻訳してもらうこともできます。スマホがある時代に生まれてきてよかったと感謝してフル活用させてもらいましょう。
飛行機の待ち時間や飛行機内での時間つぶしにも使うという点ではiPadのようなタブレットもおすすめですよ。できるだけ機体が軽い製品を選んで持っていきましょう。
ノイズキャンセリングヘッドフォン
飛行機の中はエンジン音が絶えず響いていて長時間乗っているとそれだけで疲れてくるんですよね。最近のノイズキャンセリングヘッドフォンはノイズの打ち消し効果がすごいのでつけているだけで音楽を鳴らさなくてもエンジン音はほとんど聞こえないくらい静かになります。
僕は出張時は必ずBoseのノイズキャンセリングヘッドフォンを持ち歩くようにしています。Boseのノイズキャンセリング機能は他のメーカーを圧倒する性能なので、飛行機のエンジン近くの席であっても静かに快適に過ごすことができます。
飛行機に乗ってしばらくするとエンジン音に慣れてくるので段々気にならなくなってくると思いますが、実際にはこれがあるのとないのでは飛行機を降りた時の疲労感が全く違います。ぜひ試して実感していただきたいです。
ちなみに飛行機内で映画を見る場合にも使いたければワイヤレスタイプではなく有線タイプを持って行きましょう。機内のモニターには有線接続しかできませんからね。
ちなみにBoseの場合は、有線タイプでもヘッドフォン側からケーブルを外せるので、トイレに行ったり席を離れる場合もヘッドフォンはそのままでケーブルレスで移動できるので非常に便利です。移動するときにケーブルがあると邪魔ですからね。
折りたたみ式スリッパ
ホテルで履くためのスリッパとは別に機内で履くためのスリッパを手持ちすることをおすすめします。
ホテルで履くスリッパと使い分ける理由は、ホテルでは折りたたみ式より通常のスリッパのほうが履きやすいこと、機内は通常のスリッパだと持ち運びが邪魔になるためです。
機内で使う折りたたみ式スリッパは何度も使い回すことになるので100円のものよりは少ししっかりとした物を購入するのがいいでしょう。機内を快適に過ごすためには足への負担は軽減しておく必要があります。日本人は普段家で靴は履かないと思いますので、スリッパやサンダルなどの足に負担のかからない履物に履き替えてリラックスして過ごすのがよいです。
モバイルバッテリーとポケットWi-fi
スマホやタブレットがいざというときバッテリー切れで使えないとすごく焦ることになります。モバイルバッテリーを持っていると安心です。小型で軽量タイプのモバイルバッテリーを準備しておきましょう。
またポケットWi-fiもあると便利です。こちらは日本を出発する際に空港でレンタルして帰国時に返却するのがおすすめです。僕はいつもテレコムスクエアでレンタルしていきます。勿論購入しても構いませんけどね。
テクシーリュクス
手持ちというよりは身につける物になりますが、ビジネスシューズ(いわゆる革靴)です。男性の場合に限定されますが、スーツが必要な仕事の出張で一番準備に困るのがスーツ用の靴ではないでしょうか。
荷物を減らすためには革靴は履いていくほうがいいけど足が疲れるし、スーツケースに入れていくとロストバゲージしたら困るし・・・。どうやって持っていくか悩みますよね。
その点、テクシーリュクスは、スニーカーの様な履き心地の革靴になるので、迷わずに履いていくことができます。安いスニーカーよりも断然履き心地がよく疲れしらずです。本当に一度履いたら他の革靴には戻れなくなります。ぜひ試していただきたい一品です。テクシーリュクスのことを詳しく知りたい方は合わせてこちらもご覧ください。
まとめ
海外出張に持っていくべきグッズをご紹介しました。頻度が高くなればなるほどお金を出して購入すべき便利グッズはまだまだありますが、年に1回程度の出張では元が取れないので、ご紹介した程度のグッズがあれば十分でしょう。
慣れない土地への出張は心身に思った以上の負担がかかりますので、快適な出張にできるようにしっかりと準備しましょう。最後にご紹介したアイテムをまとめておきますね。
- パスポート:これを忘れたら話にならない
- ノイズキャンセリングヘッドフォン:疲労軽減に効果的
- 折り畳みスリッパ:機内をより快適に
- テクシーリュクス:スーツのお供
- ホテル用スリッパ:室内を快適に
- アメニティグッズ:あることを期待しないこと
- ボディタオル:なくても困らないけどあると嬉しい
- ガーメントバッグ:スーツが必要なら
- ワイシャツケース:シャツを清潔に
- 飲み物:あるだけで安心
- 延長ケーブル:枕元で充電するなら
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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