部下育成のコツ。仕事が苦手な部下は自分の成長に利用すること

ビジネス
こまり
こまり

部下ができたんだけど、全然思ったように仕事をしてくれなくて・・・。

みすけ
みすけ

部下の育成に悩みはつきものだよね。自分の成長に活かすんだっていう思考で部下を向き合うと案外うまくいくものだよ!

部下をお持ちの方は部下との関係や部下の育成について少なからず悩むことがあるはずです。部下が全然成長してくれない。何度言っても同じミスを繰り返す。

そこまで難しい仕事を依頼しているわけでもないのに、なんでこんなことができないのか。人を育てることって自分が成長することより何倍も難しいし、悩みがつきものですよね。

部下の育成に疲弊されている方は、「もっと仕事のできる部下ならこんなことで悩む必要なんてないのに、時間をかけてまで育成する必要はあるのか」、「育成なんかに時間をかけても無駄だし自分で仕事をこなしてしまうほうが早いし楽だ」、なんてことを一度は思われたことがあるのではないでしょうか。

正直な話、わたしも以前はそのように思っていました。しかし、そんな思いを抱きながら仕事をしていると自分の仕事の効率も下がるし、周りのメンバーにも良い影響を及ぼすことができないので、結果的にいいことがありませんでした。

では、どうすればいいのか。結論から言うと、部下を育成しようと思うのではなく、自分自身を成長させるために部下を利用すればいいのです。どういうことか詳しく説明していきます。

この記事はこんな方におすすめ
  • 部下の育成に悩まれている方
  • 部下が思うように成長してくれなくてイライラしている方
スポンサーリンク

1. 部下育成のコツ。仕事が苦手な部下は自分の成長に利用すること

部下育成のコツ。仕事が苦手な部下は自分の成長に利用すること

部下の育成には悩みがつきものです。お世辞にも優秀とはいえない部下を抱えた場合は、「どうやって育成していけばいいのか・・・」と日々悩まされるはずです。

この悩みから解放されるための方法は実はとても簡単です。それは、自分自身を成長させるチャンスに恵まれたんだという捉え方をするのです。

部下は所詮他人なので、他人のために自分が苦労することには耐えられない方も多いと思います。そこで重要なポイントが自分事にすることです。

部下をお持ちということは、あなた自身の仕事で評価されてきた方のはずです。仕事で評価されるために同僚よりも少なからず自己成長のために努力をされてきたのではないでしょうか。そうであれば部下の育成についても自分事にすることですっきりと解消することができます。

それでは、自分事にするということがどういうことなのかを説明していきましょう。

2. 部下の育成を自分事にする方法

部下の育成を自分事にするためには次の考え方がポイントになってきます。

  1. 冷静になって現状を把握すること
  2. 自分自身の成長に利用できるチャンスだと考えること
  3. 仕事の苦手な部下をできるようにするチャンスに恵まれたと考えること

2-1. 冷静になって現状を把握すること

まず初めに、改めて一度冷静になって現状を把握することが必要です。わたしの場合を例にとってお話しします。わたしは直属の部下が5人いた際に、その中の1人の育成について悩んでいました。その1人のスペックは次の通りです。

  • 入社6年目
  • 同じ失敗ばかり繰り返す
  • 自分で思い込んでいることがことごとく不正解
  • 論理力がないので 考えや説明の矛盾点に自分では全く気が付くことができない
  • 単純なミスが多い

わたしの上司からもうつ病ではないかと心配されたくらい単純ミスがひどいものでした。(結局、うつではありませんでした)

そんな部下と毎日接しているうちに、「わたしのほうが何かおかしなことを言っているのではないか」、「わたしの指導方法が悪いせいではないか」、と考えてしまうようになってきました。

しかし、上司や周りの仲間に相談すると、わたしの考え方や指導方法にはどうやら大きな問題はないそうです。その結果、部下に対して「何を言っても理解する力がないから説明しても無駄だ」という考えに至ってしまいました。

すると、その部下のことを信用できなくなり、普通に接しているつもりでも他の人よりも強くあたってしまったり、粗を探しては細かく指摘するような状態になっていました。

部下は成長しないし、自分もストレスが貯まるといった悪循環に突入していますね。

そんな時に、この悪循環からなんとか抜け出すためにはどうすればよいのかを冷静になって考えてみました。その時導き出した結論は、他人を変えることは容易ではないため、部下のせいにしていては一生問題は解決しないということです。

そして、問題を解決するには自分自身が変わるしかないということに改めて気が付きました。

この考えを導いてからは、やることが明確になり、心もすっきりとしました。つまり、部下を育成しようと思って色々と取り組んでも今回のケースではうまくいかないんだということをきちんと理解し、わたし自身が仕事の苦手な部下を利用して、チームマネジメントのスキルを向上させてやろうという気持ちに切り替えたのです

2-2. 自分自身の成長に利用できるチャンスだと考えること

部下をお持ちということは、ご自身がプレイヤー時代に成果をあげて認められた結果昇進されたはずです。部下を持つ立場になるまでのことを思い出してみてください。成長してやる!成果をあげてやる!上司に認められたい!正当な評価を受けたい!少なからずこのようなことを考えて仕事に取り組んでこられたのではないでしょうか。

では、現在はいかがでしょうか。もっと成果をあげたいのに仕事のできない部下のせいで業務が捗らない。いっそのこと部下は放置して自分の業務に集中して成果をあげようか。なんてことを考えられていませんか。

わたしも部下を持つ立場ですが、このような考えになってしまうことがあります。しかし、これだと何も解決しないし、誰も特をしません。よく考えてみてください。個人の業務の成果をいくらあげたところで、チームを上手く機能させて成果をあげられる人には敵いません。

いま以上に成果をあげて評価されるためにはチームを上手く機能させることが重要になります

また、チームを持つ立場になったのであれば人材を育成することは避けては通れません。むしろ、個人の成果よりも人材を育成する力のほうがこれから益々必要となるスキルであり、一番の評価対象となります。

部下を伸ばすことは、チームとしての成果を最大化するためにも、育成能力を上司にアピールするためにも必要です。自分の成長に利用してやるんだという気持ちで取り組まれてはいかがでしょうか。

2-3. 仕事の苦手な部下をできるようにするチャンスに恵まれたと考えること

運がよければ最初から優秀な部下ばかりが揃って、何もしなくても勝手に成果が出るし、勝手に成長してくれるかもしれません。短期的に考えるとこれはすごくラッキーなことのようにも思えます。

逆に、ちっとも優秀な部下がいない場合は、成果もでないしチームが上手く機能しないし散々だなと思うでしょう。しかし、よく考えてみてください。優秀な部下ばかりで何もせずに成果があがるようなチームだと、あなたの能力は評価されにくいでしょう。誰がリーダーだろうが部下が優秀なんだから成果が出ることはあなたの上司だってすぐにわかりますからね。

一方、優秀な部下がいない場合はどうでしょう。同じ職場で働いでいるのであれば、あのチームは上手く機能させるのは大変そうなことくらい誰にでもわかるでしょう。そんなチームをもし上手く機能させることができて、安定した成果を出せるようになればリーダーとしてのあなたの評価はうなぎ登りでしょう。

これは仕事の苦手な部下を手に入れられたからこそ得られた評価です。ほらね。すごくラッキーでしょう。できない部下がいたら、できる部下に成長させて評価してもらうチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。

3. まとめ

いかがでしたか。必ずしも周りの人間全てが優秀とは限りません。むしろ、なんでこんなこともできないのかと思うような人のほうが多いでしょう。このような環境を運が悪いと思っていても何も進みません。

自身の成長のチャンス、自身の評価を獲得するチャンスを与えてもらえて運が良いと思って仕事に取り組むことをオススメします。なんでも考え方次第です。少しでも良い方向に考える癖をつけておくと、本当に辛い場面が訪れたときにもきっと上手く乗り切れるようになるでしょう。以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメント