ベビーカーが欲しいけど種類が多くてどれを選べばいいかわからない・・・。
ベビーカー選びは誰かのおすすめを聞くだけだと失敗するよ。失敗しないためにはあなたの使用状況に合わせて選ぶことが重要!
子どもが生まれてから購入する定番アイテムの1つといえばベビーカーですよね。
定番アイテムですが、いざ購入を検討すると4輪や3輪、大きさ・機能も色々あるし価格も全然違ってどれにすればいいのかわからない!!という状態に陥ります。
安い買い物ではありませんし、置き場所も取られるので絶対に失敗したくない。
そんなあなたに朗報です。
悩みに悩んでベビーカーを購入し、満足度100%の選択ができた経験を踏まえたベビーカー選びのポイントをお伝えします。
失敗しないために抑えておくべきポイントはたったの5つです。ぜひとも参考にしていただき、あなたのベビーカー選びに活用してください。
- ベビーカー選びで絶対に失敗したくない方
- ベビーカーの購入を検討されている方
- 自分にはどんなタイプのベビーカーがあっているのわからない方
失敗回避!ベビーカー選びで本当に大切なポイントは5つだけ
次の5つのポイントさえ押さえればベビーカー選びでの失敗は避けられます。
- 他人のおすすめを鵜呑みにしないこと
- ベビーカーの種類を把握すること
- ベビーカーでの行動パターンを徹底的に洗い出すこと
- ベビーカーには子どもを試乗させること
- 店舗やネット限定機種が通常モデルのどのスペックに該当するか把握すること
①他人のおすすめを鵜呑みにしないこと
ベビーカー選びに失敗しないための1つ目のポイントは「他人のおすすめを鵜呑みにしないこと」です。
いきなりこんなこと言ってしまうと、僕のおすすめもあてにならないのかと思われるかもしれません。
しかし、ここで言いたいことは、他人のおすすめはベビーカー選びにおける1つの要素でしかないということです。
このあと解説する4つのポイントも押さえたうえであれば実際に使用している人のおすすめ以上に価値のある意見はありません。
しかし、誰かがおすすめしているという理由だけで購入するのは避けてください。
最適なベビーカーは人によって異なります。親しい友人がおすすめする商品、好きな芸能人がおすすめする商品が自分にもあうとは限らないのです。
色々な人の意見を聞くのはOKです。参考にするのも勿論OKです。しかし、失敗したくないなら、誰かがおすすめしているという理由だけでは絶対に購入しないでください。
②ベビーカーの種類を把握すること
ベビーカー選びに失敗しないための2つ目のポイントは「ベビーカーの種類を把握すること」です。
ベビーカーのA型とB型
ベビーカーの購入を検討して一番初めに悩むポイントとして、A型タイプとB型タイプのどちらにするかということがあります。
A型とB型の違いは色々とありますが、抑えておくべきポイントは次の通り。
- A型・・・生後直後から使用可能。使用期限は3歳頃まで。重くて大きい。価格は少し高め。
- B型・・・生後7か月頃から使用可能。使用期限は4歳頃まで。軽くて小さい。価格は安め。
生後7か月間はベビーカーは不要で、子どもが嫌がって乗ってくれないリスクを許容できるのであればB型タイプも選択肢としてありです。
子どもが嫌がって乗ってくれないリスクとは、小さい頃からベビーカーに慣れさせないと子どもが乗ってくれないことがあるということです。
しかし、僕としては断然A型タイプをおすすめします。
少しでも早く一緒に外出してあげたいことと、A型タイプのほうが作りがしっかりしているので子どもを安心して乗せることができるためです。
- ベビーカーは1歳半くらいまで使用頻度が高く、2歳頃にはほとんど使わなくなる
- A型とB型があるけど、断然A型がおすすめ
そんな中で、ベビーカー選びのポイントで大事になることは実はA型とB型どちらにするかという話ではありません。
ベビーカーの種類で重要視するポイント
ベビーカーの種類を把握する上で重要なポイントは次の3点。
- 操作性
- 重量
- 価格
これらの違いをみる上で重要な切り口は「車輪数」と「駆動方式」の違いで捉えることです。
具体的には、車輪数は3輪タイプと4輪タイプに分けることができ、4輪タイプの駆動方式は2輪駆動方式と4輪駆動方式に分けられます。それぞれの特徴を簡単にまとめると以下のようになります。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
3輪 | 操作性が良い | 本体が重い 価格が高い |
4輪(2輪駆動) | 本体が軽い 畳むとコンパクトになる 価格が安い | 操作性が悪い |
4輪(4輪駆動) | 本体が軽い 畳むとコンパクトになる | 操作性と価格は4輪(2輪駆動)以上、3輪未満 |
3輪タイプにはそこまで多くのラインアップはありません。ハンドルを握ることでブレーキをかけられたり、手をハンドルから離すと自動的にブレーキがかかるといった機能の追加とともに価格があがっていきます。
4輪タイプは、ベビーカーを走らせた際の揺れを吸収する機能や高性能な日よけなどによって価格があがっていきます。
お金に余裕があってとにかく最高性能のベビーカーが欲しいという方を除いて、予算にあわせて必要な機能に絞っていく必要があります。
そのため、先ずは、どんな種類・機能のベビーカーが発売されているかを把握することが大切です。
③ベビーカーでの行動パターンを徹底的に洗い出すこと
ベビーカーの種類を把握したら自分にはどんな種類が合っているのかを考えていきます。その際に重要なことは、ベビーカーを使用した時の行動パターンを徹底的に洗い出すことです。
行動パターンは次のような切り口で考えます。
- ベビーカーを使ってどんな場所に行くのか
- ベビーカーで通る道に階段や坂はあるか
- 外出中にベビーカーを降りなければいけない場面がどの程度あるか
日によって行動パターンが違うはずなので思いつく限りのパターンを抽出してください。
例えば、スーパーに行く場合に考えられる行動パターンを次のように抽出します。ベビーカーを利用する範囲は黄色アンダーラインで表現しています。
- 家→車→スーパー→車→家
- 家→徒歩→バス→徒歩→スーパー→徒歩→バス→徒歩→家
- 家→徒歩→電車→徒歩→スーパー→徒歩→電車→徒歩→家
黄色のアンダーラインが途切れた箇所がベビーカーを降りなければいけない場面です。途中でバスを利用すると必ず降りることになりますね。
ベビーカーを降りるということは、子どもを抱っこしたままベビーカーを持ち運ぶことになるということです。
また、駅をよく利用するのであれば、移動経路に階段しかない場所がないかもチェックしてください。意外と数段しかない階段の場合には、エレベーターが設置されていないことが多いです。
子どもが生まれる前には気にすることがないので気づかないと思いますが、改めて気にしてみると階段でしか移動できない場所が多くて苦労しますよ。そういう場合はベビーカーから降ろして抱っこで移動することになってしまいます。
ベビーカーでの行動パターンが抽出できたら、先ほど把握したベビーカーの種類の中で必要な仕様を明確にしていきます。
ベビーカーから子どもを降ろして移動する機会が多いと感じた方は、本体が軽いほうが良いので3輪ではなく4輪にするとか、ガタガタした道をよく通ることになるなら衝撃を吸収してくれるタイプが良さそうといったことを考えてみてください。
④ベビーカーには子どもを試乗させること
なんとなく欲しいベビーカーが絞られてきても焦って購入してはいけません。以下の記事で解説していますが、ベビーカーの購入タイミングは、子どもが生まれた後が正解です。
むしろ、失敗したくなければ、子どもが生まれて実際に試乗してから購入しましょう。
子どもが生まれる前にベビーカーを選びに行く方も多いようですが、生まれた直後は基本的には抱っこ紐での移動で問題ないのでベビーカーが必要になるケースはほとんどありません。そのため、ベビーカーの購入は子どもが生まれてからでも全然問題ないのです。
子どものサイズ感によって乗り心地や乗せた時のフィット感は異なります。急いで購入せずに店に子どもを連れていき、とにかく試乗させましょう。
試乗した結果、必要だと思っていた仕様が別にいらないんじゃないかな?と思えたり、カタログではわからなかった良さに気づくことができます。
やはり実際に実物を見て、触って、使ってみるということが商品選びでは大切です。
そして、なんで?って思うかもしれませんが、試乗させて良さげな物が見つかってもとりあえず購入せずに一旦帰宅しましょう。
ちなみに、本体の重さがネックで3輪を諦めようと決めた方は、3輪には試乗しないほうがよいです。
買うつもりがないのに一度でも3輪に乗せて押してしまうと操作性の快適さを知ってしまいます。そうなると4輪には戻れなくなってしまう可能性があります。僕は最終的には4輪を購入しましたが、3輪の操作性の快適さに負けそうになりましたので、買うつもりがないなら乗せないほうがいいです。
⑤店舗やネット限定機種が通常モデルのどのスペックに該当するか把握すること
ベビーカーにはメーカーのカタログに載っている商品以外にも、ネット限定モデルや店舗限定モデルが色々とあります。例えば、Amazon限定モデルやトイザらス限定モデルなどです。
限定モデルの多くの場合は色が違うってだけの場合が多いのですが、中には少し機能が異なって低価格になっていることがあります。
狙い目はそこです。
最近のベビーカーには「こんな機能いる?」っていうほどオーバースペック気味な製品が多いです。限定モデルをチェックしていると、これはいらないでしょっていう機能がなくて価格が安い機種に出会える可能性があります。
あとは、型落ち品なんかも要チェックです。店頭には置いていなくてもネットショップであれば一世代前の製品も購入することができます。
試乗して気に入ったモデルとほぼ同じ仕様で安価に購入できる物があるなら迷わずネットで購入するべきです。
子どもが生まれたらそれこそ購入するものが増えるので、節約できるところで節約していくのがコツです。
失敗しないためのベビーカー選びのポイントまとめ
一旦、ベビーカー選びのポイントを整理します。
ベビーカー選びのポイントは次の5つだけ。
- 誰かのおすすめを鵜呑みにしないこと
- ベビーカーの種類を把握すること
- ベビーカーでの行動パターンを徹底的に洗い出すこと
- ベビーカーには子どもを試乗させること
- 店舗やネット限定機種が通常モデルのどのスペックに該当するか把握すること
この5つのポイントから気を付けておくべき点は次の通りです。
- 誰かがおすすめしていたという理由だけで選ばない
- 操作性・重量・価格の違いを把握すること
- ベビーカーを降りなくてはいけない場所がどれだけあるか確認する
- 子どもが生まれてから購入する
- より安く購入できる手段を見つける
これだけ注意してベビーカーを選べば失敗することはなくなるはずです。
おすすめのベビーカー
それでは、僕がおすすめするベビーカーもご紹介しておきます。先ほど説明した3つのタイプそれぞれのおすすめは次の通りです。
3輪タイプのおすすめ
3輪タイプにはあまり種類がありません。予算に応じて次のどれかから選んでおけば失敗はしないでしょう。
Joie ライトトラックス
最初におすすめするのはJoieのライトトラックスです。3輪は基本的に価格が高いのですがJoei製であれば安く購入することができます。
安いのですが3輪タイプのメリットである操作性には何も問題はありません。強いて欠点をあげるとデザインがいまいちな点です。ベビーカーにオシャレさを求める方であれば避けたほうがよいですが、安くて3輪タイプのベビーカーが欲しい方は即決レベルにおすすめのタイプになります。
AIRBUGGY COCO PREMIER FROM BIRTH
つづいて、本格的な3輪タイプとしておすすめしたいのがAIRBUGGYです。
3輪タイプで最も有名なブランドではないでしょうか。ラインアップは色々とありますが、COCO PREMIER FROM BIRTHがオシャレで機能性も優れるのでおすすめです。
紫外線を99%以上カットできる日よけを搭載し、タイヤも砂利道でも軽快に走行できるオフロードタイヤを装備しています。また、ハンドルを握ることでブレーキをかけることのできるハンドブレーキ機能も搭載です。高い操作性と数々の機能を搭載した最高級モデルになります。
Aprica SMOOVE Smart Brake
つづいても本格的な3輪タイプでおすすめの商品であるApricaのSMOOVEシリーズの最高級モデルであるSmart Brakeです。
3輪タイプのベビーカーを購入する方の多くが先ほどご紹介したAIRBUGGYとSMOOVEのどちらにするか迷われます。見た目も機能もスペック上はかなり近いので、どちらがよいかは試乗してみてしっくりくるほうを選ばれるのがよいでしょう。
SMOOVEの大きな特徴としてパンクしないタイヤが搭載されていることがあげられます。ベビーカーがパンクすることはまずないと思いますが、子どもの他に大量の荷物を乗せて凸凹道を乱暴に走行させる可能性のある方はこちらのシリーズが安心できると思いますよ。
また、先ほどのAIRBUGGYとの違いとして、こちらは手をハンドルから離すと自動的にブレーキがかかります。下り坂を走行することが多い方にはこちらのブレーキタイプのほうがおすすめです。
4輪(2輪駆動)タイプのおすすめ
4輪(2輪駆動)タイプは一番ラインアップの多いタイプになりますので、様々な選択肢があります。予算と必要な機能で決めるしかないので、先ほどご説明した通りご自身にあったタイプをみつけて、最終的には試乗をして決めていきましょう。
Combi スゴカルハンディエッグショック
赤ちゃん用品で有名なCombiのベビーカーです。Combiからは色々なタイプのベビーカーが販売されています。どの製品も品質には申し分ありませんのでどれを選ばれても後悔することはないでしょう。
その中でも2輪駆動タイプとしておすすめなのがスゴカルハンディエッグショックです。
Combiの特徴である卵を落としても割れないクッションを搭載していて、4.2kgという軽さを売りにしたタイプになります。2輪駆動タイプですが操作性も気にならないレベルですのでどんな人にも合う標準的なベビーカーです。
Apprica カルーンエアー
つづいて2輪駆動タイプでおすすめなのがAppricaのカルーンエアーです。
こちらはなんと3.9kgという軽さを誇ります。女性でも安心して持ち運ぶことができるので、子どもを抱っこしてベビーカーを持ち運ぶ機会が多くなりそうな方には大変おすすめです。
強いて欠点をあげるとすると軽すぎるため子どもを乗せるときに、前後のどちらか一方に重さが集中してしまうとベビーカーごとひっくり返りそうになることです。
ひっくり返ると危険なので乗り降りだけ注意が必要になります。その他は特に気になることはありませんので試乗して問題がなければこちらで満足していただけると思います。
4輪(4輪駆動)タイプのおすすめ
4輪(4輪駆動)タイプは2輪駆動タイプよりも価格はあがりますが、4輪タイプのメリットである小型軽量を維持したまま操作性が高くなるという特徴があります。予算に問題がなければ非常におすすめのタイプです。
Combi スゴカルα 4キャス エッグショック
4輪タイプの4輪駆動でおすすめの商品がCombiのスゴカルα 4キャス エッグショックです。
Combiが所有する技術の全てが詰まっている魅力的な商品になります。クッション性能は他社を凌駕しますし、実際に子どもを乗せて走行したときの車体の安定感が他とは全然違います。4輪タイプの中では最上位の性能といえるでしょう。
長時間子どもをベビーカーに乗せてお出かけする機会の多い方には大変おすすめです。子どもがどのように感じているかはわかりませんが嫌がることなく長時間座っててくれるのできっと乗り心地は抜群にいいのでしょう。
Apprica ラクーナクッションAB
最後にご紹介するのがAppricaのラクーナクッションABです。
子どもを守るために最高級のクッションを搭載し、走行を安定させるために4輪全てにダブルタイヤが採用されています。
車体重量はあまり軽くありませんが、必要な機能はほとんど網羅されており、安心して使うことのできるベビーカーになります。
まとめ
どんなベビーカーが合うのかは、人それぞれ異なります。知り合いに勧められた物が自分にも良いとは限りません。
失敗しないために一番大切なポイントは、ご自身の使用用途にマッチした製品を選択することです。
ポイントを抑えて、後悔のない選択をしましょう。
- 誰かのおすすめという理由だけで購入しないこと!
- ベビーカーを種類を把握しよう!
- ベビーカーの使用状況を把握しよう!
- 必要な機能を抽出しよう!
- 子どもを連れて試乗しよう!
- ネットや店舗限定モデルを調べよう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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