家で子どもをみながらの在宅勤務が辛すぎて・・・。
育児、家事、仕事、心も体も負担が大きくて大変だよね。勤務時間じゃなくて成果で管理することで負担を減らせるよ!
小学校低学年以下の子どもが家にいる状態での在宅勤務って通常時の何倍も大変です。仕事中でも子どもはお構いなしに邪魔してきますからね。
子どもの年齢にもよりますが、1歳から3歳頃が一番子どもに時間をとられます。最悪、子どもが起きている時間はずっと構っていないといけないことも多いはず。
勤務時間が1日8時間だとして、子どもが起きている時間に仕事ができないと子どもが寝ている間に8時間確保しなくてはいけません。それって現実的でしょうか?
子どもが朝8時に起きて夜8時に寝るとします。これ以外の時間で8時間を確保するには朝6時から8時の2時間と、夜8時から夜中の2時までの6時間が必要になります。
子どもが昼寝をしてくれる場合はその時間も仕事をすれば少し時間を稼げますが、こんな生活を続けていたら体を壊しますね。
1日8時間働くということは要するに時間管理ってことですよね。この働き方では子どもが家にいる状態での在宅勤務には無理が生じます。
では、どうするのか。答えは成果管理に切り替えることです。
成果管理で仕事をすることで、子どもが家にいながら在宅勤務をすることになってもストレスをため込まずに健全な生活を送ることが可能になります。
そこで、成果管理とはどのような働き方なのか、時間管理とどんな違いがあるのかということについて詳しく説明します。
- 子どもがいながら在宅勤務をすることに限界を感じている方
- 時間管理の働き方と成果管理の働き方の違いを知りたい方
家に子どもがいる状態で在宅勤務することの課題
まずは家に子どもがいる状態で在宅勤務することの課題を整理しておきましょう。
家に子どもがいながら在宅勤務をしなければいけないケースには次のようなものがあります。
- 子どもが春休みや夏休みの期間中
- 保育園・幼稚園・小学校が学級閉鎖
- 新型ウイルスの流行による外出自粛中
- 子どもが風邪で休んでいるとき
子どもが風邪で休んでいるときは、子どももあまり元気がなく布団で寝かせておけばいいので問題ありませんが、それ以外は子どもは健康なので在宅勤務する上では支障がでます。
春休みや夏休みであれば、宿題をさせたり友達と遊んでいてもらうことで少しはましになります。また、学級閉鎖は短期間なのでなんとかやりきれるはずです。
問題は、新型コロナウイルスによる外出自粛のようなケースです。期間も不明、友達と遊ばせることもできないような状況では子どもが家にいながらの在宅勤務は厳しいといえるでしょう。
成果管理での働き方とは
日本の多くの企業では時間管理で社員を管理しています。時間管理とは1日の始業と終業時刻を定め、実際に各社員が始業した時間と就業した時間分の給与を支払うことです。
勿論、与えられた仕事をきっちりとこなす必要はありますが、実際には決められた時間だけ会社にいれば大した成果をあげられていなくても所定の給与は払われます。
これは会社に行けばいいだけなので一部の人にとっては非常に楽な働き方です。しかし、在宅勤務が強いられるケースではそうもいきません。
在宅勤務はそれでなくても働いた時間が他の人から見えません。上司としても時間だけで管理することには限界があります。
そのため、基本的には成果で管理する必要が生じます。
これを家で子どもを見ながら在宅勤務をする人には少しアレンジして適用することでストレスを抱えたり無理をすることなく働けるようになります。
ようするに、成果目標をきちんと定め、その目標が達成すれば働く時間は問わないということです。
1日単位で区切ってしまうと、子どもの状況によっては夜中に寝る間を惜しんで仕事をしなくてはいけなくなるのでおすすめしません。
1週間単位くらいにすると、あまり働けない日があってもどこかで挽回するような計画にしておけば、子どもが家にいる状態でも隙間時間をみつけながら無理せずに在宅勤務を実施することができます。
また、もう一つ重要なポイントですが、設定する目標成果は、通常勤務時よりも少しレベルを下げておく必要があります。
在宅勤務で通常勤務よりも高いパフォーマンスをあげることのできる仕事や人もいるとは思いますが、子どもをみながらの在宅勤務の場合で通常勤務よりも成果をあげられるという人はかなり限られてくるはずです。
パフォーマンスが低下することは仕方がないと割り切って目標設定を行うことが重要です。
まとめ
子どもが家にいる状態での在宅勤務の方法として時間管理から成果管理にシフトすることをおすすめしました。成果管理のポイントは次の通りでしたね。
- 成果目標を設定すること
- 成果目標を達成すれば働く時間は問わないこと
- 成果目標は1日単位ではなく1週間単位とすること
- 通常勤務よりもパフォーマンスが低下する前提で目標設定すること
働き方を見直して、どんな環境であってもストレスを抱えることなく仕事ができように変化を受け入れていきましょう。在宅勤務と子育ての両立方法について詳しく知りたい方はあわせてこちらもご覧ください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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