株式投資を始めたいのですがどうやったら勝てますかね・・・。
株で勝つには負けないことが大切だよ。それにはまず負ける方法を把握しておくのがオススメ!
本業の収入だけだと定年後の生活に不安。株式投資で毎月少しでも稼ぎたい。激しく同意します。
でも、株式投資はギャンブルみたいで怖い。お金が減ったら困る。勝てる方法が知りたい。勿論同意します。
株式投資自体は証券会社に口座を開設して入金さえすれば誰でも気軽に取引できます。しかし、簡単に勝てるかというとそんんことはありません。
本記事では株で勝つ方法ではなく、株で負ける方法をお伝えします。
なぜ?と思われるかもしれませんが、理由は単純です。
負ける方法を知り、その方法さえ回避すれば勝てるんです。
- 株式投資で勝ちたい方
- 株式投資で負けない方法を知りたい方
株式投資で絶対に負ける方法。これを避ければ負ける確率は下げられます
株式投資で勝つには負けないことが何よりも大切です。
これは当たり前のようですが株で勝つための本質です。負けなければ勝ちなんて小学生でもわかることですよね。
ではどうすれば負けないのか。それは負けることをしなければよいのです。
つまり、絶対に負ける方法を理解し、それを避ければよいということ。
早速ですが株式投資で絶対に負ける方法をお伝えします。
- 他人の推奨銘柄を何も考えずに買う
- 損切をしない
- イナゴ株に飛びつく
- 買う理由を説明できない状態で買う
- 利確しない
それぞれ詳しく説明します。
他人の推奨銘柄を何も考えずに買う
株式投資初心者で最も多い負けパターンが「他人の推奨銘柄を何も考えずに買う」ことです。
何も考えずにと言う点が大事なポイントです。
株式投資に関する本、Twitter、ブログ、YouTube、Instagram。いまでは投資に関する情報をありとあらゆる方法で入手できます。
また、あらゆる媒体で「おすすめ銘柄」が取り上げられています。
初心者の頃はどの株を買えばよいかが全くわからないので、誰かのおすすめ銘柄をついつい買ってみたくなりがちです。
勿論、なかには優良銘柄を推奨してくれているケースもあります。言われるがままに購入して勝てることもあります。
しかし、それで勝てたとしても偶然でしかありません。
何度も繰り返すと確実に負け越します。
ちなみに他人の推奨銘柄であっても、自分で調べ、自分の考えで投資をすることは問題ありません。
しかし、多くの方は自分で考えることなく推奨銘柄を購入します。そして、負けます。
なぜこのパターンで負けるかというと、株を買った後の作戦がイメージできていないためです。
例えば1株1,000円の株があったとします。そのまま1,100円になったとします。自分で考えて株を買った人であれば売るタイミングも自分で決めることができます。しかし、推奨銘柄を何も考えずに購入した場合は、まだ上がるかもという期待でそのまま持ち続けます。そして気が付いた時には900円になって800円になって、損切もできずに塩漬けとなります。
何が言いたいかというと自分の責任下で銘柄を選んでいないので、手放すタイミングを自分で考えることができないということです。
損切をしない
損切とは、損失が出ている状態で株を手放すことです。
当然ですが損切するとその時点で損が確定します。損切しないでずっと持ち続けることを塩漬けといいますが、塩漬け状態だと損は確定しません。
それなら塩漬けのほうがよいのではと感じるかもしれませんが、塩漬けている間はその資金は使えない状態になります。これにより新しい銘柄を購入できないという機会損失が生じます。
例えば1株1,000円の株を100株買ったとします。投資額は100,000円ですね。株価が下がって800円になったとします。この時の価値は80,000円なので損切をすると20,000円を失います。
しかし、80,000円が手元に戻ってくるともいえます。
塩漬けにしていると数年、最悪は一生1,000円を超えることなく塩漬け状態になります。これだと1円も使えるお金がないということです。
しかし、損切すると80,000円が手元に返ってくるので新しい投資先に投資することができます。これで先ほどの損失額の20,000円を回収するほうが効率的です。
1度の取引だけで終わりであれば損切をすることで負けが確定するのですが、実際には1度の取引で終わるということはありません。
長い目で見ると損切りできずに次の機会を損し続けるほうが負けになります。
イナゴ株に飛びつく
イナゴ株とは話題性だけで株価が急上昇している株です。どこまでも上がる気がしてしまいよく調べずに飛び乗って買ってしまい、その後急落というのはよくあるパターンです。
本当によくあるパターンなのでイナゴ株になっていないかは注意深く確認する必要があります。
どうやって確認するかというと、TwitterやYahoo掲示板での盛り上がり方を見ればOKです。
SNSで話題になっている銘柄、かつ株価が急上昇している場合は手を出してはいけません。勿論、気づいたタイミング次第ではまだ上がる可能性はあります。
しかし、イナゴ株というのは基本的には大口投資家がコントロールしてます。話題性に飛び乗ってくる人が増えてくると容赦なく売り崩してくるので株価が急落します。すると高値で買った人が焦って損切するので急落が加速します。
買う理由を説明できない状態で買う
買う理由を説明できない状態で買うと次のような不都合が生じます。
- 勝ったとしても再現できない → 同じ勝ち方ができない
- 利確や損切をポイントを決められない → 勝ちきれない&負けを最小化できない
投資で1度だけ勝ちたいのであればあまり気にしなくてよいですが、投資で勝ち続けたいのであれば「再現性」が重要になります。
再現性とは自分の中での勝ちパターンを見つけ、同じ手法で勝つことですね。
再現性を実現するには、理由のある勝ち方が求められます。
なぜなら運がいいだけで勝っても、どうやって再現すればよいかわからないからですね。
また、買う理由を説明できないということは、なんとなく株価が上がるとは思っているけど、どこまで上がるのか、どのように上がるのかを予想していないということです。
つまり、上がったとしてもどこで利確すればよいのか、万が一下がった場合にどこで損切するかを判断できなくなるんですね。
買う理由を説明できると何がよいかというと、株価の動きの仮説があるということです。基本的に仮説が崩れた場合は株は手放す必要があります。
利確しない
利確しないと確実に負けます。
株価が購入時よりも上がった状態を含み益と呼びます。含み益はあると嬉しいものですが幻のようなものです。
含み益はあると嬉しいですが減ってくるともったいなくて利確ができなくなってきます。そのまま含み益が消え、含み損になって、損切りもできずに塩漬けというのは株初心者が陥る典型パターンです。
まとめ
ということで株で必ず負ける方法を解説しました。この通りにやれば必ず負けます。もちろん一時的に勝てることはありますがトータルでは確実に負けます。
逆をいえば今回紹介したことに当てはまらない投資をすれば勝てるということです。
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