【10分で完成】初めての人のための住宅ローン控除用の確定申告の書き方

快適住まいへの道
こまり
こまり

家を購入した初年度は自分で住宅ローン控除申請をしなきゃいけないらしんだけど書き方がわからないわ・・・。

みすけ
みすけ

初めて書く場合は少し難しいかもね。でも書き方を知っていれば10分もあれば完成するよ。画像付きで説明するね!

住宅ローンを組んで家を購入した翌年の年始にやることといえば確定申告ですよね。ほとんどの人は初めての作業になるので申請の方法がわからなくて不安に感じられていると思います。方法さえわかれば簡単ですのね、10分で完成する住宅ローン控除のための確定申告書の記載方法をお伝えします。

これを読めば誰でも悩まずに確定申告を行えますので、最後までお付き合いください。

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住宅ローン控除のための確定申告

確定申告には納税申告と還付申告があります。住宅ローン控除は還付申告になります。簡単に言うと税金を取り戻す申請のことですね

申請できる条件

還付申請できる条件は住宅ローン控除以外にも色々とありますが、今回は住宅ローン控除に限定してお話します。申請できる条件は次の通りです。

  • 新築住宅及び既存住宅を新築や購入、増改築などにより住宅ローンを組んでいること
  • 所得が3000万円未満であること
  • 税金を納めていること

普通に住宅ローンを組んだ方の大半は満たしていると思います。住宅ローン控除非対象でいいから所得3000万円を超えてみたいという余談は置いといて。

申告書の種類

では、確定申告書にはどんな種類があるのでしょうか。基本的には確定申告書Aと確定申告書Bがあります。何が違うかというと・・・確定申告書Aは、所得が給与所得配当所得一時所得雑所得に該当する方が提出するもので、確定申告書Bはそれ以外の所得の方になります。

大半の方は給与所得だと思いますので、ここからは給与所得前提で話を進めます。

提出する書類

確定申告に必要な書類は、次の通りです。たくさんありますが落ち着いて確認してください。

  • 確定申告書A
  • (特定増改築)住宅借入金等特別控除額の計算明細書
  • 住宅所得資金に係る借入金の年末残高証明書
  • マイナンバーの記載されている住民票原本またはマイナンバーカードまたはマイナンバー通知書のコピー+運転免許書のコピー
  • 源泉徴収票の原本
  • 家屋の登記全部事項証明書の原本
  • 建物請負契約書(不動産売買契約書)のコピー
  • 土地登記全部事項証明書の原本(土地購入にローンを利用している場合)
  • 土地売買契約書のコピー(土地購入にローンを利用している場合)
  • 長期優良住宅認定通知書のコピー(認定長期優良住宅の場合) 
  • 住宅家屋証明書のコピー(認定長期優良住宅の場合)

この中で申請時に皆さんが作成することになるのは、確定申告書A(特定増改築)住宅借入金等特別控除額の計算明細書の2つになります。

申請書作成前の事前準備

早速申請書を作成していきたいところではありますが、10分で完成させるには必要な資材を事前に準備しておく必要があります。次のものをお手元に集めましょう。

  • 住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書
  • 源泉徴収票
  • 家屋と土地の登記全部事項証明書
  • 不動産売買契約書
  • マイナンバーカードまたはマイナンバー通知書
  • 認印
  • 電卓

年末残高証明書は借り入れしている銀行から届いているはずです。源泉徴収票は紙面で必要です。最近は電子データのみの会社も増えているかもしれませんが、紙が必要な旨を伝えて入手しておきましょう。準備ができたら早速作成を開始しましょう。

(特定増改築)住宅借入金等特別控除額の計算明細書の作成手順

まずは、住宅借入金等特別控除額の計算明細書から作成します。二面で構成されているので一面から作成しましょう。

住宅借入金等特別控除額の計算明細書一面の画像

上の図の赤丸数字に記載する内容を説明します。

  1. 住所、電話番号、氏名を記載します。
  2. 住宅ローンを共有で組んでいる場合はその人の氏名を記載します。個人で住宅ローンを組んでいる場合は空欄でよいです。
  3. 購入した家に住み始めた年月日を記載します。土地も新たに購入した場合は土地のほうにも記載します。
  4. 家屋と土地の購入金額を記載します。建売の場合で建物と土地の合計金額しかわからない場合は、消費税から建物の価格を逆算します。建物価格=消費税×1.08/0.08土地価格=合計金額-建物価格です。
  5. 「全部事項証明書」に記載されている建物と土地の床面積を記載します。全てが居住用であれば居住用部分は同じ値を記載します。一部店舗併設であれば店舗部分を差し引いた面積を記載します。
  6. 建物や土地が共有持分であればその割合を記載します。個人の持分であれば空欄にします。
  7. 建物や土地の価格を持分で割った値を記載します。個人の持分であれば④と同じ値を記載します。
  8. 持分の建物と土地の価格の合計を記載します。
  9. 「住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書」に記載されている年末残高の値を記載します。
  10. 住宅ローンを個人で借りている場合は100.00と記載します。共有で借りている場合はその割合を記載します。
  11. ⑨の値に対する⑩の割合額を記載します。個人で借りている場合は⑨と同じ値を記載します。
  12. ⑧と⑪の少ない方の値を記載します。
  13. 居住用の割合を記載します。
  14. ⑫×⑧/100の値を記載します。
  15. ⑭の値を記載します。
  16. 購入した時に消費税8%を支払っている場合は丸をつけます。
住宅借入金等特別控除額の計算明細書一面の画像の続き

一面の続きです。

  1. 長期優良住宅ではない場合は1、長期優良住宅の場合は3と記載します。
  2. 先ほどの⑮の値に0.01掛けて100円未満を切り捨てた値を記載します。
  3. 来年以降年末調整で控除したい場合はそれに必要な書類を税務署から送付してもらえます。希望する場合は丸をつけます。
住宅借入金等特別控除額の計算明細書の二面の画像

続いて二面にいきます。

  1. 氏名を記載します。
  2. 先ほどの⑮の値を記載します。
  3. 長期優良住宅ではない場合は上の③に、長期優良住宅の場合は下の③に、⑮×0.01して100円未満を切り捨てた値を記載します。
これで(特定増改築)住宅借入金等特別控除額の計算明細書は完成です

確定申告書Aの作成手順

続いて確定申告書Aを作成します

確定申告書Aは第一表と第二表の2ページ記載する欄があります。順番に説明します。

確定申告書Aの画像

まずは第一表の上側です。上の図の赤丸数字に対応する記載方法です。

  1. 提出先の税務署の名称を記載します。
  2. 提出する日を和暦で記載します。
  3. ②の前年の数値を記載します。確定申告は年が明けてから提出しますので、申告する年は前年分ということになりますので。
  4. 住所を記載します。
  5. 提出する年を記載し、1月1日時点で上記住所と同じ場所に住んでいたなら「同上」と記載します。
  6. マイナンバーを記載します。
  7. 提出する人の氏名を記載します。
  8. 提出する人の印鑑を押します。認印で問題ありません。
  9. 世帯主の氏名を記載します。
  10. 世帯主との続柄を記載します。提出者と世帯主が同一人物であれば「本人」と記載します。
  11. 提出する人の生年月日を記載します。一番左側の枠は、昭和生まれなら「3」を記載します。
  12. 提出する人の連絡先を記載します。
  13. 空欄のままでよいです。

確定申告書Aの画像続き

続いて、収入金額等と所得金額です。

  1. 源泉徴収票の支払金額の欄の数値をそのまま記載します。
  2. 源泉徴収票の給与所得控除後の金額の欄の数値をそのまま記載します。
  3. 給与以外の所得があれば記載します。なければ空欄でよいです。
  4. 所得金額欄に記載した数字を全て足した額を記載します。給与だけの方は②と同じです。
確定申告書Aの画像続き

続いて、所得から差し引かれる金額欄です。

  1. 源泉徴収票の所得控除の額の合計額の欄の数値をそのまま記載します。
  2. ①と同じ数値をそのまま記載します。
確定申告書Aの画像続き

続いて、税金の計算の欄です。

  1. 先ほど記載した「所得金額の合計」から「所得から差し引かれる金額の合計」を引いた値を記載します。
  2. ここは①に記載した金額によって計算式が異なります。①に記載した金額が1,000~1,949,000の場合は①×0.05です。1,950,000~3,299,000の場合は①×0.1-97,500です。3,300,000~6,949,000の場合は①×0.2-427,500です。6,950,000~8,999,000の場合は①×0.23-636,000です。9,000,000~17,999,000の場合は①×0.33-1,536,000です。18,000,000~39,999,000の場合は①×0.4-2,796,000です。40,000,000以上の場合は①×0.45-4,796,000です。
  3. 先ほど算出した住宅借入金等特別控除額を記載します。
  4. ②-③の値を記載します。値が負になる場合は0と記載します。
  5. ④と同じ値を記載します。
  6. ⑤×2.1/100の値を記載します。
  7. ⑤+⑥の値を記載します。
  8. 源泉徴収票の源泉徴収税額を記載します。
  9. ⑦-⑧の値をマイナスを抜いた数値そのままを記載します。この値が還付として戻ってくる額になります。おめでとうございます。
確定申告書Aの画像続き

還付されるお金の振込先を①で指定します。

確定申告書Aの画像続き

還付額は算出できましたが、書類は続きがあるので二面も作成します。

  1. 提出する年の前年の数値を記載します。
  2. 住所と氏名を記載します。
  3. 給与の場合は、所得の種類に給与と記載し。会社名、源泉徴収票の支払金額、源泉徴収税額を記載します。
  4. 雑所得があれば記載します。なければ空欄でよいです。
確定申告書Aの画像続き
  1. 扶養控除を受けている同一生計の配偶者がいれば記載します。いなければ空欄でよいです。
  2. 16歳未満の扶養家族がいれば記載します。いなければ空欄でよいです。
確定申告書Aの画像続き
  1. 「源泉徴収票の通り」と記載します。
  2. 源泉徴収票の社会保険料等の金額に記載されている値を記載します。
  3. ②と同じ値を記載します。
  4. 「源泉徴収票の通り」と記載します。
  5. 「源泉徴収票の通り」と記載します。
確定申告書Aの画像続き
  1. 扶養控除を受けている家族がいれば記載します。いなければ空欄でよいです。
  2. 長期優良住宅の場合は、丸で囲った認+住み始めた年月日+居住開始(特定)と記載します。

これで確定申告書Aは完成です。

まとめ

書類はスムーズに作成できましたか。意外と簡単だったのではないでしょうか。

書類が揃ったら忘れずに提出しにいきましょう。以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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